大分、バリアフリー上映会へようこそ 本文へジャンプ



歴史

    発足から今日まで
   
  1月の同行鑑賞会


   『嘘を愛する女』


             2018年・1月28日(日) 14:00〜

             アミュプラザおおいた(大分ステーション内)


      出演:長澤まさみ・高橋一生他


      当日は全国的に冷え込みの厳しいい一日であったにも
      かかわらず今年初の同行鑑賞会に18名が参加した
      作品は長澤まさみと高橋一生が贈るラブミステリー

      これほど回想シーンが多い映画の時は視覚障がいの
      皆さんに前もって簡単なストーリーを知らせておいた
      方が理解しやすいかもしれない
 
   
   
  7月の同行鑑賞会


   『海辺のリア』


     主演:仲代達也

     7月16日(日)、17日(祝)共に午前10時〜

     大分市府内町、シネマ5 bis


          連休ということで今回の同行鑑賞会は2日間に渡って
          行なった。
          初日は盲導犬「イアル」と視覚障がい者9名を含め20名
          が参加。2日目は12名が参加した。
          今回は上映開始が午前10時、終了がお昼という時間帯
          だったので久しぶりに懇親会を兼ねた昼食会を持った。
 
 

初日は映画館から歩いて5分もかからない創業40年の
老舗郷土料理の店こつこつ庵
20名の鑑賞会参加者のうち12名がランチクーポン券で
1300円のとり天・琉球定食≠1000円でおいしく
いただく
 
 

翌2日目は映画館の隣に今年5月にオープンしたばかり
国東市の安岐農場産の豚肉桜王≠使ったとんかつ
専門店「とんかつ とん樹」
鑑賞会参加12名のうち8名が集まり、映画の感想や
近況報告、おいしい料理など久しぶりに楽しい時間を
共有した。ここでもランチクーポン券を使って1000円の
桜王のロースカツ定食
親子で津久見からお見えの上野さんの83歳のお母さん
上品な上、とても健康そうでお元気な様子
 
   
 6月の同行鑑賞会


    『光』    河瀬直美監督作品

        第70回カンヌ国際映画祭「エキュメニック賞」受賞

        2017年 6月 4日(日) 11:50〜

        Tジョイ パークプレイス大分

         視覚障がい者2名を含む14名が参加


         この映画の主人公は私たちのボランティア団体が
         手掛けている映画の音声ガイドの原稿を作るという
         重要な役割を果たしている
         次第に視力を奪われていく天才カメラマンなど登場
         人物がそれぞれ「喪失」というモチーフの中にありな
         がら手探りで希望となる光を求めていく姿は我々
         観る者に歓喜と感動を与えてくれた
 
   
 バリアフリーライフ・シネマ大分

  2017年度 総会と研修会

             2017年 5月28日(日) 13:00〜16:30

             大分市コンパルホール 視聴覚室


               視覚障がい者7名を含む20名が出席

               研修会作品 『湯を沸かすほどの熱い愛』 主演:宮沢リエ


         2016年度活動報告・収支報告、及び2017年度活動計画等を
         承認。ABC−Net会議や事務局からの報告事項の中で特に
         昨年4月から施行された障害者差別解消法によりUDCastを使った
         音声ガイド付きの映画の制作が非常に増えたことが注目される。
         そういう時流の中でこれまでの組織運営をやめようという動きも
         ABC−Netの中に見られる。しかしシネコン上映作品が主な音声
         ガイドのため、大分のシネマ5のような単館にかかる映画や過去の
         作品はこれまでと同じように対応するしかない。しかも大分の例でも
         当日出席した20名のうちスマホ利用者は5名しかいない。こから
         先、ますます高齢化が進みスマホとは縁のない環境の人は少なくない
         と考えられるので、私たちの団体はスマホから落とした音源をFM変換
         してラジオで聞くという従来の方法をとることにした。映画を観る、お茶
         を飲む、世間話をする、それらを一緒にすることが何より大切なことだと
         とらえることにした。
 
   
 年末年始にかけての同行鑑賞会

  『この世界の片隅に』

              2017年 1月       シネマ5 bis


     昨年4月に障害者差別解消法が施行され映画業界も
     上映する映画のバリアフリー化に乗り出した結果、昨年11月以降
     続々とUDCastによるバリアフリー対応作品の上映が続いている

     『海賊と呼ばれた男』『聖の青春』『僕は明日、昨日の君とデートする』
     『妖怪ウォッチ空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン』そして
     アニメ映画『この世界の片隅に』は去年11月に公開されて以降、現在も
     引き続き上映されている

     私たちの会では、11月20日を皮切りに12月は11・12・18日、今年に
     入って1月15日と合計5日間にわたり、少ない日は3人、多い日で7人、
     視覚障がい者6人を含め18人の会員がこの映画を鑑賞した
 
   
 10月の鑑賞会

   『だれかの木琴』

               2016年10月19日(水)

                     10月23日(日)

               シネマ5 bis


今回の上映会は、2つの点で普段と違う上映会であった

   @ 「UD Cast」による上映会
         ・スマホのマイクが映画の音声を拾い、ダウンロードした
          音声ガイドや字幕を再生・表示する無料アプリ「UD Cast」
          (ユニバーサル デザイン キャスト)を使った新しいバリアフリー
          鑑賞システム
          このシステムを使えば実際の音声と自動的に同期するので
          タイミングがずれることはない上、音もクリアに聞こえる
          ただ私たちの会員は殆どスマホは使っていないので、この日は
          1台のスマホで受けた音源を従来の方法でFM変換して聞く
                ↓
          操作が簡単なので2日間に分けて上映会を持った
           参加者  10月19日:視覚障がい者2名を含む4名
                  10月23日:障がい者3名を含め8名

   A これまで聞いたことがない音声ガイド
         ・映画本編と連動したナレーションという形をとっている上、
          映像情報を忠実に説明するという基本よりもっと深い言葉で
         表現していて少し心配になったほどだが、エンディングで音声
         ガイドの制作者がこの映画の監督自身と分かり納得した
 
   
 10月の鑑賞会

  『みんなの学校』

     2016年 10月14日(金)

     シネマ・チュプキ・タバタ
(東京都北区東田端)


       2001年から目の見えない人たちと一緒に映画を楽しむための
       環境づくりに取り組んできたシティライツが賛同者の支援のもと、
       日本初のユニバーサルシアターを作り9月1日から上映を開始。
       大分から2組の視覚障外のご夫妻と一緒にこの夢の映画館を
       訪れた

       当日は午後に到着したので観た映画は『みんなの学校』
       児童・教職員・保護者・地域の人々が全員で、誰もが通い
       続けることができる「不登校ゼリロ」を目指す、ごく普通の大阪
       の小学校・大空小学校の日常を追ったドキュメンタリー映画
 
 

  今年度のヘレンケラー・サリバン賞受賞が決まった
  映画館設立者・平塚千穂子さんとともに
  後ろのビルの1階がミニシアター「シネマチュプキタバタ」
 
 

 座席数17のミニシアター「シネマチュプキ タバタ」

  ユニバーサルシアターとは ・イヤホーン音声ガイド付き
                   ・字幕付き上映
                   ・車いすスペースの設置
                   ・親子鑑賞室の設置
 
   
  6月の同行鑑賞会、そのA


    『すれ違いのダイアリーズ』


                   2016年 6月20日(月)  6月22日(水)

                   シネマ5 bis (大分市府内町)



   電気も水道もなく携帯もつながらないようなタイの山奥の湖に
   浮かぶ水上小学校に赴任した新米の青年教師。
   途方にくれる新米教師が黒板の上の棚に見つけたのが
   前任の女性教師が残していた1冊のノート。
   そこに記された女性教師の毎日の出来事と彼女の心情に
   共鳴し次第に子どもたちとも打ち解けていく
   同時に、会ったこともないその前任教師に想いを寄せていく

   今回は前回と鑑賞会が近いこともあって、UDCast(ユニバー
   サル・デザイン・キャスト)を使って20日(月)に5人、22日(水)
   に4人という2回に分けての鑑賞会となった
   UDCastとはスマホに音声ガイドをダウンロードして聞くシステ
   ムで今年の春から取り組みが始まった新しいバリアフリー鑑賞
   システムのこと
   今のところアプリは東京の「メディア・アクセス・サポートセンター」
   が制作していて無料でダウンロードできる
   スマホだとイヤホーンで直接聞けるが、今回もそうであったように
   まだ全員がスマホを持っている訳では無い
   そこで従来の方法でスマホの音声を微弱FM波に変換し
   携帯ラジオで聞いてもらった
   このシステムだと実際の音声と自動的に同調しているので
   タイミングがずれることもないし、何よりノイズのないクリアな
   音で楽しめる。しかしこのシステム用の音声ガイドは私たちには
   技術的に作れない
   国が予算化して制作体制を確立して欲しいと切望している
 
   
  6月の同行鑑賞会


    『海よりも まだ深く』


                    2016年 6月 5日(日)  14:45〜

                    アミュプラザおおいた (大分駅ビル 4階)



        今、最も目が離せない日本人監督の1人といわれる是枝裕和監督の
        最新作『海よりもまだ深く』の同行鑑賞会を行う
        この映画のバリアフリー版上映会は東京・大阪・名古屋・福岡など大
        都市を中心に全国9カ所で行われる
        大分での上映会は6月5日(日)に、今回初めてJRおおいたシティ
        4階のTOHOシネマズ、アミュプラザおおいたで行われた
        当日は午前中、大分市コンパルホールで県立盲学校の同窓会が
        開催されたため、私たち数人のスタッフが会場から大分駅の映画館
        まで誘導した
        梅雨入り2日目、あいにくの小雨にもかかわらず、アイ・オーリスとい
        った2頭の盲導犬と14名の視覚・聴覚障がい者を含めた34名の会
        員が午後2時45分からの鑑賞会に参加した

        映画はなりたかった大人≠ノなれなかった大人たちの物語り
        長患いで闘病生活を余儀なくされていると聞いていたはずの母親役の
        樹木希林、母親の複雑な心境を演ずる姿はやっぱり最高にうまい
 
   
   
  5月の鑑賞会


   『春を背負って』


                 2016年5月22日(日) 13:00〜

                 大分市コンパルホール・視聴覚室


    コンパルホール・視聴覚室で「バリアフリーライフ・シネマ大分」の
    2016年度の総会を会員18名が参加して開いたあと、音声ガイド
    研修会として観た。
 
    笹本稜平の小説を原作に、これまでの生活を捨てて亡き父の遺した
    山小屋を受け継いだ青年と、それぞれに居場所を求めて小屋に集う
    人々との交流や家族の絆を描いている。
    山での暮らしや父を知る人々と接するうちに成長していく主人公を
    松山ケンイチが熱演
    日本映画界を代表する名カメラマン・木村大作の監督作品だけに
    立山連峰で長期ロケを行い山々の光景を映し出した映像は圧巻
 
   
 12月の同行鑑賞会

 『ベトナムの風に吹かれて』
  

           2015年12月13日(日)

          Am 9:40〜 シネマ5bis

     作品は、シネマ5bisで公開中の映画『ベトナムの風に吹かれて』。
     東京を中心に活動しているバリアフリー活弁士・檀鼓太郎
     さんの生ガイドによるバリアフリー版として上映した。
     事前PRの成果もあって当日は視覚障がい者を含め約100名の
     参加者が訪れ、檀さんのアップテンポの名ガイドに導かれ
     スクリーンと会場が一体となって映画を楽しんだ。
 
 


     ベトナムの首都ハノイに住む日本語教師を主人公に、今日本が
     問われている歴史・戦争、そして最も大きな主題として介護をテーマに
     取り上げた一風変わった人情コメディ。
     主演は松坂慶子、母親役に「Shall We ダンス」の草村礼子、その他奥田
     瑛二・柄本明などベテランキャスト。
     日本映画史上初の日本・ベトナム合作映画を大森一樹監督が人生の
     すばらしさをうたいあげる感動作としてまとめている。
     旅番組などとまた違ったベトナム・ハノイの日常がそこに描かれているのを
     見るのもこの映画の魅力のひとつ。
 
  檀さんとの交流会へ

    午前の第1部終了後、午後からは会場を移動し
    場所は10分もかからない、大分市コンパルホールへ
    向かい、まずは昼食
 
 『柘榴坂の仇討』

        午後1時から視覚障がい者9名を含む21名が参加して
        檀鼓太郎さんを囲んでの交流会

        その後、再び檀さんの生ガイドで
        侍の矜持を描いた重厚な日本映画
        『柘榴坂の仇討』を観る

        原作は浅田次郎の「五郎治殿御始末」
        歴史に残る桜田門外の変を題材に
        幕末から明治へと激変する時代の流れの
        中で生きる2人の男とその2人を陰で
        支える心優しい女たち

        この映画の殺陣師は檀さんのお師匠さん
        それだけに丁寧に作られた映画が、武士の
        所作を含め更により心を込めて詳しく私たち
        観る側に伝えられた
        今年の秋、全国ロードショーで観たはずなのに
        その時とは全く違った映画として観えたのは・・・
 
   

 11月の同行鑑賞会


『くちびるに歌を』


              2015年11月 T日(日) 14:00〜

              大分市コンパルホール・視聴覚室


    今回は他の行事と重なり参加者数が心配されましたが、2頭の盲導犬と
    9名の障がい者を含む20名の会員が鑑賞しました。
    映画はアンジェラ・アキの名曲「手紙〜拝啓十五の君へ〜」をモチーフに
    したベストセラー小説を新垣結衣の主演で映画化したものです。
    青春映画でその才を発揮している三木孝浩監督がメガホンをとり、15才の
    少年少女が抱える悩みや葛藤を描いています。
 
 

    この曲「手紙〜拝啓十五の君へ〜」は現在、中学校の卒業式で盛んに
    歌われていますし、2008年の全国学校音楽コンクールの課題曲にも
    取り上げられています。
    映画の舞台は長崎県の五島列島にある島の中学校、その中学校の
    合唱部の生徒たちが合唱コンクールを目指すというストーリーです。
    映画を観終わったあと、思わず会場内に大きな拍手がわき起こりました。
    内容のある作品は観る人に感動を与えます。
    こうした感動や拍手が次の行動への原動力になります。

 
   
 7月の同行鑑賞会


 『愛を積むひと』


            2015年 7月 5日(日) 11:00〜

            T・ジョイ パークプレイス大分


    監督 : 朝原雄三(「釣りバカシリーズ」や「武士の献立」)

    出演 : 佐藤浩市・樋口可南子・北川景子・柄本明 他


         梅雨ど真ん中、雨にもかかわらず視覚障がい者9名を
         含む27名が、また上映会後の食事会には12名が参加。
         深い感銘と北海道の自然の話しで大いに盛り上がる。

         日本で最も美しいといわれる北海道美瑛町で1年間に
         わたって撮影されただけに、ストーリーと共に北海道の
         美しい四季がたっぷり味わえる。
         第二の人生を大自然に包まれた北海道でと移り住んだ
         夫婦。ところが妻は以前から患っていた心臓の病を悪化
         させこの世を去ってしまう。そうしたある日、亡き妻から
         次々と手紙が届き、その手紙に導かれるようにさまざまな
         想いが重なっていく。
 
   
 6月の同行鑑賞会



  『イマジン』


                  2015年 6月21日(日) 14:10〜

                  シネマ5(大分市府内五番街)



          この日も障がい者の方のイベントと重なっていましたので
          参加者は14名でした。いつものように誘導とラジオの貸出。
          今回はいずれ音声ガイドをお願いしようと思っている新会員・
          麻生一代さんに参加してもらい、前回の我々の仲間と東京
          制作のガイドの聞きくらべをしてもらいました。
          それから今回、送出方法に新しい手法を取り入れています
          のでその初めての操作でもありました。

          今回の作品は視覚障がい者が主人公です。
          コウモリやイルカには自分が出す超音波の反響で周囲の
          物との位置関係を知る能力が備わっていますが、それを
          「反響定位」というそうです。白杖を使わず音の反響でまわりの
          状況をつかみ行動する盲目のイアンという新任教師が主人公。
          彼は音を頼りにいわば耳で見る≠アとで世界を作り上げて
          いきます。
 
   



 バリアフリーライフ・シネマ大分

 2015年度、総会と研修会

       5月31日(日)13:00〜

       大分市コンパルホール 視聴覚室






     当日、盲学校の同窓会と重なったため、視覚障がい者は9名と
     少なかったが総勢23名で今年度の総会が開かれ、2014年度
     の活動報告や決算報告、並びに2015年度の活動計画などが
     拍手で承認された

     今回も総会の後、休憩をはさんで音声ガイド研修のため、映画
     『ぼくたちの家族』の上映を行った

     今回の音声ガイドは自分たちの手で原稿を書き起こし、担当者
     各人が更に検討を重ねたうえで当日会場で3人の会員(上野理
     恵・井原千秋・岩男敬子)が生で上映に合わせてガイドを行った。
     会員による生ガイドは今回が3回目、回を重ねる毎にガイド担当
     者の心がこもってきていて、鑑賞者からは好評を博した






 
上野理恵さん
 
井原千秋さん
 
岩男敬子さん

『ぼくたちの家族』


      『舟を編む』の石井裕也監督の映画『ぼくたちの家族』そのものも
     大変内容に富んだ作品で、参加者の心を打った

     息子2人の平凡な家族。ある日、母親に末期症状の「脳腫瘍」
     が見つかります。取り乱す父、言葉を失う長男、冷静を装う次男。
     やがてどこにでもいる家族≠ノ潜んでいた秘密が表面化し
     ます。

         出演 : 妻夫木 聡
               原田 美枝子
               長塚 京三 他
 
   
 
 2月の同行鑑賞会


    『幸せのありか』



                  2015年 2月21日(土) 11:45〜

                  シネマ5(大分市府内町、府内五番街)



        2月の同行鑑賞会・ポーランド映画『幸せのありか』は
        土曜日の午前11時45分から上映開始という中途半端な
        時間帯にもかかわらず、19名の会員が参加して行われた。

        脳性マヒという障害を負って生まれた主人公マテウシュは、
        幼いころ「植物状態」と医者から診断されて育てられた。
        ところが実はそうではなく、肉体的なハンディキャップはあるものの
        意志も感情もあるがそれを表現できないだけであったことが、
        ある女性教師との出会いで判明する。
        主演のダヴィト・オグロドニフの卓越した迫真の演技に驚かされる。
 
   
  1月の同行鑑賞会


『滝を見にいく』



                2015年 1月18日(日) 14:25〜

                  シネマ5bis(大分市府内町セントラルプラザ地下)


        滝ツアーに参加した7人のおばちゃんたちが突然サバイバル
        生活に放り出され悪戦苦闘するアドベンチャーコメディ
        「幻の滝を見に行く温泉ツアー付き紅葉ツアー」に参加した7人は
        「40歳以上の女性、経験問わず」のオーディションで選ばれた
        演技経験のない素人。その7人をヒロインとしてキャスティングし
        メガホンを取った沖田修一監督。

        当日は視覚障がい者6名を含む20名の会員が参加したが
        会員からは面白かった、楽しかったという声の他、私も
        オーディションに応募して映画に出てみたかったという声も
        聞かれた。
        素人をここまでの群像劇に仕上げるとは、さすが沖田監督

        尚、私たちの団体にとっては音声ガイドを書き起こし
          生でガイドを付けた初めての作品
          ガイド担当は上野理恵・岩男敬子・千綾奉文
 
   
 11月の同行鑑賞会


   『くじけないで』


                   2014年11月30日(日)14:00〜

                 大分市コンパルホール・視聴覚室



   90歳を越えて詩作を初め、98歳で出版した処女詩集「くじけないで」
   が168万部のベストセラーとなった柴田トヨさん。
   その彼女の「くじけないで」を八千草薫さん主演で映画化し
   昨年11月に全国公開された
 
   今回は音声ガイド生対応のための研修会として開かれ、盲導犬
   「ジュナ」をはじめ10人の障がい者を含む26人が参加した。
   2時間8分の作品を、上野理恵・井原ちあき・中谷信子・岩男敬子・
   河野純子・千綾奉文の6人が分担して生ガイドをした。
 
   
 10月の同行鑑賞会


  『武士の献立』

           2014年10月26日(日)14:30〜

           大分市コンパルホール視聴覚室


      今回は自主鑑賞同好会の研修会として行われ、盲導犬「ブレス」と
      視覚障がい者6名を含む16名が参加した。
      剣の道を好み、どうしても料理に興味を持てない夫に対し悪戦苦闘
      しながらも少しずつ心を開かせていく妻の奮闘ぶりに、何度も笑い声
      が起き後半では鼻をすする音も聞こえてくるなど皆さん楽しい時を
      過ごしていた。

      江戸時代、食事をまかなう武士の料理方を包丁侍≠ニいった。
      加賀藩に実在した舟木家に嫁いだ「春」を主人公に家族のヒューマン
      ドラマが展開される。じつはグルメな江戸時代≠ェ描かれ、
      徳川家や諸国大名をもてなす豪勢な饗応料理の膳が次々と並び
      観ている方もつい食べたくなってしまった。
 
   
バリアフリーライフ・シネマ大分

  2014年度、総会と研修会

          6月15日(日)13:00〜

          大分市コンパルホール、400号室


        今回は当日、視覚障がい者の別の会合もあったため、総会には
        「アイ」「オーリス」「ブレス」という3頭の盲導犬をはじめ12名の
        視覚障がい者を含めた25名の会員が出席した。
        2013年度の活動報告・決算報告、2014年度の活動計画など
        が拍手で承認されたあと、休憩をはさんで音声ガイド研修のため
        映画『ひまわりと子犬の7日間』を上映した。
        命の期限7日間という厳しい状況の中で、犬の親子の命を守ろう
        とする人間たちの絆が観る人に感動を与え、場内には熱い涙が
        あふれていた。
 
   
   5月の同行鑑賞会


      『家路』


            2014年 5月18日(日) 11:35〜

            シネマ5 bis



        原発事故にで人が住めなくなった福島の山村に
        20年前、ある事情で家を出ていた1人の青年が
        戻ってきます。
        彼の兄夫婦は今、子どもと認知症が出はじめた
        母と一緒に避難先の仮設住宅で暮らしています。
        かっては原発のおかげもあって裕福な暮らしを
        送っていた家族が、3・11によって貧しい避難民
        になってしまいました。そんな現実を生きるある
        家族の物語りがていねいに描き出されています。
 

        晴天に恵まれた日曜日のお昼、盲導犬・ジュナ
       と8名の障がい者を含めた26名が参加した同行
       鑑賞会でした。
       1月の鑑賞会と同じく今回も音声ガイドは会員の
       岩男敬子さんと千綾奉文で生対応しました。
       この映画はドキュメンタリー作品を多く手がけている
       久保田直監督がはじめてメガホンをとった作品で
       ドキュメント風の作り方をしているためか、ごく普通
       の自然なセリフが多く、音声ガイドを入れるのに苦
       労しました。映写室からの声出しは大音量のファン
       の音のため、よほど集中していないとセリフを聞き
       漏らしてしまいます。2時間の作品を2人で担当しま
       したが次回は3人で対応してみようと思います。
 
   
 1月の同行鑑賞会


   『楽隊のうさぎ』

       2014年 1月19日(日) 16:30〜

       シネマ 5 (大分市府内五番街)

 今年初めての鑑賞会は 劇場で初、生の音声ガイド!


        引っ込み思案の中学1年生の主人公が目の前に現れた
        奇妙なうさぎ(それに出会ったことで自分が変わって
        しまう何かの象徴、うさぎは主人公の克久にしか見えない)
        に誘われ吹奏樂部に入部。楽器に戸惑い、友だち関係に
        悩みながら定期演奏会のステージまでたどり着く姿が
        ドキュメンタリータッチで描かれる
 
映写室で音声ガイドを担当する
会員の岩男敬子さん


      今回の同行鑑賞会は日曜日の午後4時30分からという
      遅い時間の上映会で動員が心配されたが、私たちの会で
      はじめて取り組んだ劇場での生の音声ガイドにも興味を
      持っていただき、盲導犬「プラム」をはじめ視覚障がい者
      5名を含む22名の方が鑑賞に訪れた
      誰もが経験したあの中学時代を慈しみたくなような内容と、
      生の音声ガイドによるライブ感にみなさん大変満足げな
      表情であった 
      尚、毎回のように堤さんご夫妻を案内してきた盲導犬
      プラム≠ヘ現在10歳、今年3月に現役引退するので
      同行鑑賞会でのお仕事は恐らく今回が最後となった

上映後、 受信機を返脚する梅木敏子代表と
誘導の後藤由美さん、受付は阿南愛湖さん
   
 12月の同行鑑賞会

『ペコロスの母に会いに行く』

        12月15日(日)16:20〜

        シネマ5 (大分市 府内五番街)


       今回の同行鑑賞会は1ヶ月前というかなり急なスケジュールで
       決まったにもかかわらず、6名の障がい者を含め15名の会員が
       劇場を訪れた
       認知症や介護といった重くなりがちな題材をユーモアに包んで
       描いた作品に、つい笑い声も聞こえた
       原作は長崎市在住の漫画家・岡野雄一さん。
       認知症の母親を介護する日々を温かい視点で描いた同名のエッ
       セイ漫画が今回映画化された。老々介護に日々追われる会員も、
       きょうだけは映画の場面に楽しく共感していた。
 
   
12月の研修会

    『東京家族』 


              12月1日(日)13:00〜
              コンパルホール 視聴覚室

  先輩の偉業に深い敬意を表しつつ、山田洋次監督が小津安二郎の「東京物語」
  に挑戦した作品。
  この作品は「東京物語」を3.11後に移した設定で、地方に住む老夫婦(橋爪
  功・吉行和子)が東京で開業医をしている長男(西村雅彦)や美容院を営む長
  女(中嶋朋子)を訪れる大筋に変わりはなく、役名もほぼそのまままで展開す
  る。山田洋次監督の練れた表現力は見事で随所で涙腺を刺激する。
 
      日本映画の代表監督の作品を題材として、今回は音声ガイド制作の 
      ための研修会として鑑賞会を行った。
 
     盲導犬ジュナをはじめ12名の視覚障がい者を含め、20名が参加しての
     自主研修会であった。
     途中から涙が広がっていき、場面と共感した心温まる、相手を思いやる
     良き時代の時空を共にした。
 
   
2013年度・ABC−net代表者会議が開かれる

               11月11日 日本ライトハウス・会議室(大阪市)

   バリアフリー上映に関わる全国の市民活動団体(ボランティア組織)が、
   バリアフリー上映の更なる普及と推進をめざし、相互援助を行うネットワーク 
   「ABC−net」の今年度の代表者会議が大阪で開かれ、大分から事務局の
   千綾陽子が出席した
   当日は全国から15団体の30名が集まり5時間半にわたり熱心な討議が
   行われた。

T、各団体からの活動報告
   活動内容はさまざま、殆んどの団体が音声ガイドや字幕を制作したり、
   ライブでガイドを付けている
U、議題
    1、運営委員会の設置について
        組織が大きくなり、代表(シティライツ・平塚千穂子氏)一人では
        手に負えない状況なので運営委員会を設置する必要がある
    2、会議の開催場所について
        各地で持ち回り開催という意見が出されたが、クリアするには
        多くの問題があり、とりあえず来年度は東京開催で決定
       東京や大阪以外の団体にとっては交通費が負担になっている
    3、年会費について
        現在、会費は徴収していないが印刷費やネット管理費などの
        経費を考え年会費を徴収する
        金額は運営委員会で検討する
V、技術研修
    1、現在、点字図書館などで広く活用されている「デイジー図書
      (ブレックストーク)」での音声ガイド制作の方法について
    2、映画業界で取り組もうとしている劇場での音声ガイド送信システム
        将来的には劇場が端末機を貸し出して、いつでもすべての
        作品をガイド・字幕付きで鑑賞できるようになる
        (受信用ラジオや送信のためのオペレーションは不要)
        
 
会場の日本ライトハウス(大阪市)
   
 
  11月の同行鑑賞会


   『そして父になる』

            是枝裕和 監督

           福山雅治 主演

           第66回カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞

              6年間育ててきた息子が実は病院で取り違えられた
              他人の子どもだったという実話を元に是枝監督が
              脚本も手がけた作品
 
 
    11月3日(日)にTジョイ・パークプレイス大分での同行鑑賞会には
    盲導犬「ブレス」「ジュナ」の2頭と障がい者6名を含め13名が参加。
    日を追うごとに観客数を増やし続けている話題作だけに、すぐに満席。
    私たち13名も何とか一緒に観ることができた。
    作品の内容も福山雅治さんの演技もともに大変好評で満足のいく鑑賞会
    であった。

    福山雅治演じるエリート社員の家族とリリーフランキー演ずる古びた電器店の
    家族が対照的に描かれている。産みの親より育ての親≠ニいうが息子を
    取り違えられた2つの家族を通じ「父親とは?」「家族とは?」さらには血の
    つながりか愛した時間かを問いかける
 
   

 10月の同行鑑賞会


  『八月の鯨』 



           世界の映画史にその名を残す5人の俳優によって
           1987年に作られた作品
           妹セーラを無声映画時代最高の女優といわれた
           リリアン・ギッシュ、姉リビーをハリウッドの黄金時代を
           築いた大女優ベディ・ディビスが演じ、映画を愛する人々に
           捧げられたこの上なく豪華な贈り物といわれる
 

       10月の同行鑑賞会は5日(土)と6日(日)の2日間、大分市府内町の
       シネマ5bisで行われた

       今回も台風の接近による大雨の中、初日は盲導犬エルフと5人の
       障がい者、そして11人の会員の総勢16人が

       また、2日目は盲導犬ジュナと会員7人が参加

       すばらしい自然の中でゆったりと繰り広げられる26年前の時代を、
       あわたたしい現実をしばし忘れて堪能した 
 
   
アジアフォーカス福岡国際映画祭2013

     今年も9月13日から23日までキャナルシティ博多をメイン会場に
     開催されている「アジアフォーカス福岡国際映画祭2013」
     19日(木)にキャナルシティ劇場でバリアフリー映画「鍵泥棒のメソッド」と
     「すばらしき大世界」が上映され、私たちの団体から今年も事務局2人が
     参加した。
     両作品には、日本各地のバリアフリー映画上映団体が組織している
     「ABCネット」の仲間、福岡の福岡ボランティア連絡協議会・視覚障害者
     部門の皆さんが音声ガイドと日本語字幕を制作し、当日生でガイドと
     字幕スーパーを流した。
     私たちも今年5月、福岡ボラ連制作の音声ガイド映画「一枚のハガキ」の
     台本をお借りして初めて生ガイドに挑戦したが、今回の「鍵泥棒のメソッド」
     はぜひ大分でも生ガイドで上映したいものだ。
                                      2013年9月20日 
 
   
総会と音声ガイド研修会 2013年5月26日

       5月26日(日)、大分市コンパルホール4階の視聴覚室で、
       視覚障がい者9名を含めた25名が出席して今年度の
       バリアフリーライフ・シネマ大分の総会と『1枚のハガキ』 
       音声ガイド研修会が開かれた。
       出席者全員の元気な声で参加者を確認したあと総会が
       はじまり、2012年度の活動報告・会計報告・会計監査報告が
       が行われた。続いて2013年度の活動計画案と予算案
       が提案され、いずれも拍手で承認された。
       参加者全員の近況報告のあと会場を移り楽しく談笑しながらの
       昼食タイム。そして午後1時から新藤兼人監督の話題作
       『1枚のハガキ』にはじめて会員が生の音声ガイドをつけた
       上映会を開いた。松原幾子・岩男敬子・上野理恵・中谷信子
       の会員4人によるリレーガイド。はじめての試みとは思えない
       ガイドに会場の反響は大変良く、これを機会に私たちの団体も
       音声ガイドに取り組みたいという機運が盛り上がった。
 

       映画は戦争末期に召集された100人の中年兵士の話で 、
       上官が引いたクジで一人ひとりの運命が決まる。
       そして戦友から託された1枚のハガキを戦友の妻に届ける生き
       残った主人公と戦争に翻弄されすべてを奪われた妻、この2人の
       姿が描かれる。

       主人公の啓太に映画の中で「戦争はまだ終わっちゃおらんぞ!」と
       叫ばせているが新藤兼人監督が作品に込めた反戦への強い思いに
       胸を打たれる。

       憲法改正が声高に叫ばれ、何とも理解しがたい従軍慰安婦に対する
       政治家の一連の発言などさなざまな動きが、いつか来た道を辿るように
       続いている今、この映画の与えるインパクトは強烈だ。

 
   

5月の同行鑑賞会

    『舟を編む』 

           5月11日(土) 11:30〜

           Tジョイ・パークプレイス大分

 
            松田龍平 宮崎あおい オダギリジョー 他


          三浦しをんの人気小説を原作に、辞書作りに励む編集者たちの
          15年にも及ぶ長く地道な過程をさわやかに描く
          辞書を、無限に広がる言葉の大海原を渡る舟≠ノ例え、
          どこにもない「大渡海」という新しい辞書の編集に奔走する
 

     今回は珍しく盲導犬は一頭もいなかったが、5人の障がい者を
    含む13人での同行鑑賞会となった。
    やはりこの会場は市内から離れいる上、交通の便も良くないので
    参加者が少ないのは致し方ない。

    公開後、各方面から映画の質の良さは伝わってきていたが、期待
    以上の内容に参加者一同大満足。鑑賞会後の食事会にも10名が参加し、
    タイトルの舟を編む≠ニいう表現からはじまり、言葉の意味や広がり、
    15年もかかった辞書編集の大変さに話しが弾んだ。
    内容が良いと後の会話も盛り上がるし食事もおいしい、と改めて実感する。
 
   

 3月の同行鑑賞会


   『最強のふたり』

           3月16日(土) 14:00〜

           別府・ブルーバード劇場


              事故で首から下が麻痺した富豪と介護のため雇われた
              若者との交流を通じ、二人の温かい人間関係が描かれる

              実話をもとに現在のフランスが抱える介護の問題や移民
              問題を織り込みながら、新しい世界の扉を開く二人を味の
              あるセリフと笑いとともに描いている
 

       別府のブルーバード劇場では、先月に続いて2回目の
      同行鑑賞会

      「アイ」「エルフ」「ブレス」3頭の盲導犬と8名の障がい者と
      15名のボランティア、総勢23名が参加し今月の同行鑑賞会が
      行われた
      普段、この別府の映画館は入場者がほんのわずかというのが
      実情だそうで、そうした中での20名以上の団体客は珍しい
      とのこと。少し混乱したのもいたしかたない
 
   
 2月の同行鑑賞会

   『北のカナリアたち』

            2月16日(土) 13:50〜

            別府・ブルーバード劇場


     盲導犬「あい」や視覚障がい者7名を含め12名での鑑賞会
     別府のこの映画館では始めての同行鑑賞会
     80歳を越えた劇場の女性オーナーが驚きの表情で出迎えてくれた

     吉永小百合主演のこの映画はすでに全国公開を終え、現在はこうした
     地方の単館で上演されている
     礼文島や利尻島で撮影され、厳しい環境の中で物語が進む
     吉永演じる川島はるは20年前、島の分校に赴任したがある出来事を
     きっかけに教師を辞め、図書館司書として働く。そして教え子の一人が
     起こした事件を機に、20年前の真相と一人ひとりが抱えてきた思いが
     次々と明らかになっていく。
     登場人物が抱える重荷が過去と現在が交錯する中で照射されていき
     観るものはつい涙した。
 
「別府ブルーバード」 別府市北浜    
   
 1月の同行鑑賞会

  『大奥〜永遠〜』

         2013年 1月20日(日)午前11時45分〜

         Tジョイ・パークプレイス大分

         菅野美穂が演じる女性将軍・綱吉が右衛門佐(えもんのすけ)役の
         堺雅人など美しき男たち3000人を仕えさせるという男女逆転の
         「大奥」の世界が描かれる。
         もし、将軍が女で、正室や側室が男だったら・・・
         原作はよしながふみの人気マンガ。
 
   
 当日は盲学校の同窓新年会とバッティングした上、大寒気団の到来で冷え込みが厳しく参加者9人と少ない人数の同行鑑賞会となった。鑑賞会後は遅い昼食を共にいつもの楽しい懇親の場をもったが、逆の発想で場面が展開するので興味しんしん映画に魅入ったが「おもしろかったけど、何だか疲れた」という感想が多く聞かれた。大奥を舞台にして男女が逆転して話しはすすむなど考えられない設定なので、確かに耳だけで想像するのは相当難しい。このような作品は音声のみで理解するのは無理なのではとの思いを強くした。  
   
 12月の同行鑑賞会

  『キリマンジャロの雪』


          12月16日(日)午前10時15分〜

          シネマ5bis

     南フランスの港町マルセイユを舞台にしたある夫婦の物語が心温まる
     ヒューマンドラマとして描かれる

     急遽決まった衆議院選挙の投票日と重なったが、視覚障がい者6名を含む
     13名の会員で感動的なヒューマンドラマを鑑賞した
     外国映画の場合、音声ガイドの他 吹き替えのセリフも入りイヤホーンから
     入る情報が複雑になる上、場内に流れるこの日のフランス語のように外国
     語の会話が一方の耳から入るのでストーリーの展開が分りづらくなる。
     その点、今回の音声ガイドは場面が変わったところをしっかり伝えてくれて
     いたので理解し易かったと好評だった。
 
   
バリアフリーさが映画祭2012

3回目を迎えた今年の「「バリアフリーさが映画祭」が11月23日から3日間、「第12回全国障害者芸術・文化祭さが大会」の一環として佐賀市文化会館中ホールで開かれた。
上映された作品は、初日が「一枚のハガキ」「ドルフィンブルー」、2日目が「裸の島」「毎日がアルツハイマー」「人生ここにあり」「夢売るふたり」、3日目が韓国映画「渚のふたり」アニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」と、さまざまなジャンルから充実した話題作がとりあげられていた。
いずれの作品ももちろんバリアフリー版で、最後の「借りぐらしのアリエッティ」は佐々木亜紀子さんが登場して生でガイドを行った。 
 
又、2日目の作品上映の間に「バリアフリー映画の可能性を語る」と題したシンポジュムが開かれ、主催者側から古川康・佐賀県知事、障がい者を技術面からサポートしている東大・先端科学技術研究センターの大河内直之先生、当日上映された「毎日がアルツハイマー」監督の関口祐加さん、そしてこの映画祭のプロデューサー・山上徹二郎さんという4人のパネラーがバリアフリー映画の現状と可能性について熱く語りあった。

今回気になることがあった。それは当日来日していた韓国のイ・スンジュン監督自らが書いたという最終日に上映されたバリアフリー版・韓国映画「渚のふたり」の音声ガイドと最後に上映された「借りぐらしのアリエッティ」の音声ガイドに対して少し違和感をもったことだ。
音声ガイドとは視覚から入る情報を音声で伝える副音声であるはずだが、この二つの作品では番組ナレーションの役を担っていて、副音声ではなく主音声として立ち振る舞っていた。
ここまで再構成すると、それは映画そのものではなく映画素材を使った番組ではないのか、と思えた。皆さんのご意見を伺いたいところだ。
 
    
 大分市 1%応援事業


自主上映会

 バリアフリー映画

   
「奇跡」

 11月11日(日)午前10時〜

 シネマ5bis

 

 前夜からの雨で、白杖でしか歩けない方や盲導犬と一緒に来る予定だった
方々から事前に「雨なので参加できない」と連絡が入り動員が心配されたが、
当日は盲導犬「アイ」「わぐり」「ジュナ」3頭と13名の障がい者を含め60名の
仲間が映画を鑑賞した。
上映中の館内には笑い声が絶えず、帰り際には多くの皆さんから「いい映画を
ありがとう」と感謝の言葉をかけられた。今回はオープン形式の音声ガイドで鑑賞
したが、劇場側の大変ありがたい協力もあって満足のいく上映会となった。
上映会後の食事会でも、主役の子どもたちの自然な振る舞いや言葉使いに
付いてや結局子どもたちの夢をかなえさせたのはまわりの大人だったのでは、
など話がつきなかった。
 
   
 9月の同行鑑賞会



      『夢売るふたり』 

               9月30日(日) 12時20分〜

              シネマ5bis(大分市府内町)

 東京の片すみで小料理屋を営んでいた夫婦が、ある日火事ですべてを
 失ってしまいます。店を再開するために彼らが始めたのは、何と妻が
 絵図を引き夫が結婚詐欺を重ねるという奇妙な二人三脚でした。
 しかしそこには嫉妬や憎しみの感情も入り込みます。そして嘘の繰り
 返しはやがてスリリングな展開をみせ観客の胸に重い主題をつきつけて
 きます。
 
 今年は大型台風が次々と日本を襲っています。
 今回も非常に強い台風17号の接近で、何人もの障がい者の皆さんから
 不参加の(台風の中では白杖をもって歩けません)連絡が届きましたが
 幸い台風のコースが少し離れたため無事、鑑賞会を実施できました。

 当日は盲導犬「ジュナ」と今回初めて参加された末松さんが連れた
 「わぐり」の2頭の盲導犬をはじめ障がい者8名、その他11名の総勢
 19名が参加しての鑑賞会でした。

 もともと語り口が滑らかでたくらみの立て方が巧みな監督として知られる
 西川美和監督だけに、速い芝居でどんどん展開しますので私のように
 画面が見えている人間にとってもついていくのがやっと、いう時が何度か
 ありました。特に後半のあの展開をセリフと音声ガイドで追いかけるのは
 大変だったかもしれません。
 
   
8月の同行鑑賞会


『オレンジと太陽』 


         8月19日(日)午前10時〜

         シネマ5(大分市府内五番街)


    ・1920年代から1970年代に至るまでイギリスが、自国の孤児
     などをオーストラリアに船で強制移民させていた事実が描かれ
     ている。その数、何と13万人ものこどもたち。
     1970年代というとまだ記憶に新しい、そんなつい最近までこの
     ような驚くべきことが行われていたとは・・・。

    ・盲導犬「エルフ」と6名の視覚障がい者を含め総勢16名での
     鑑賞会。
     イギリスとオーストラリアの2カ国を舞台に場面が次々と変わって
     いくので、 内容を理解する上で音声ガイドの説明がよりありが
     たく感じられた。
 
   
 
第5回 City Lights
 


        映 画 祭


            思い出そう


               大切なこと



                          2012年 6月24日(日)
                                11:00〜

                        江戸東京博物館ホール 
 
 上映作品

『素晴らしき哉、人生』

   監督:フランク・キャプラ
   1946年 アメリカ映画、モノクロ

   外国映画で頼りなのは字幕。
   この映画では声のボランティアを広く一般募集し、初めての人・
   プロ・声優にチャレンジしたい視覚障がい者など35名が字幕を
   朗読している。
   音声ガイドと字幕を同時にFMラジオで聞く事ができるため、字幕を
   読む大変さから解放され楽しく映画に集中できた

『奇跡』
   監督:是枝裕和

   離れ離れに暮らす兄弟が九州新幹線全線開通の朝、二つの
   新幹線の一番列車がすれ違う瞬間を見た者に奇跡が起き
   「願い」が叶うといううわさ≠信じて行動を起こす

トークショー

   ゲスト:是枝裕和監督
 
今年も事務局2人と東京から2人で夜の懇親会まで参加した

 ・今回、大変参考になったのが上映前に場内の配置などを司会者が
言葉で説明したこと。
まずステージ中央からはじめ、次に上手、中央スクリーン、下手と、
それぞれの場所で手をたたいて場所のちがいや広さを音で知らせる。
また、場内の非常口などの入口にスタッフが立ち、ステージ中央から
次々に声をかけ彼らスタッフが手をたたいて応える。
更に、場内の形や天井の様子なども声で説明する。
(せっかくなら全員で拍手してもらうと場内満員の雰囲気も伝わったのでは・・・)
私たちもこれからこの方法を取り入れていこうと思った

・トークショーでは映画『奇跡』の裏話や是枝監督の制作スタイルなどが
披露された。
普段、大人の役者には完成された台本が渡されるが今回のように
子供たちが主人公の時は要点を書いたものしか渡さず、その日の
撮影時に是枝監督が口立て≠ナそばから言葉を伝えるという。
そのほうが普段通りの演技がでやすいそうだ。

「何の変哲もない日常の中に奇跡がある」・・・とは監督の言葉。
「本当にあのお忙しい是枝監督がこの場に来てくださったのも奇跡です」
とはシティライツ平塚代表の言葉。

『奇跡』の舞台は私たちの住むこの九州。
ぜひ、いつかこの作品を大分で上映したいと思った
 
   

   2012年

 バリアフリーライフ・シネマ大分 総会


                              2012年6月3日(日)

  大分市コンパルホール4Fの視聴覚室で今年度の総会と研修会が
  開かれ、盲導犬3頭と11人の視覚障がい者を含め22人が出席した。
  梅木敏子代表のあいさつにはじまり、前年度の活動報告、会計報告に
  続いて役員改選と今年度の活動計画、予算が事務局から提案され
  すべて拍手でもって承認された。
  今年度は特に、大分市が行っている1%応援事業に私たちの団体も
  応募することになり、全員で力をあわせ届出活動に取り組むことに
  なった。
 
   

  午前の総会の後は恒例のおむすび昼食会。
  当日は、牛カレー入り「うこんのおむすび」とわさび醤油漬けの長いもと
  おくらが入った「トロロのおむすび」におかずという組み合わせの
  方寸手作りのおしゃれな昼食をみんなでおいしくいただいた。

  そして団欒の後、午後の『歓喜の歌』特別上映研修会では笑いの
  絶えない楽しい時を過ごした。
 
     
   5月の同行鑑賞会

 『僕等がいた』後編

         5月12日(土)14:05〜
         Tジョイ・パークプレイス大分


          累計1200万部を突破した大人気少女コミックが原作で
          前後編二本立ての映画。前編は今年3月に全国公開さ
          れ、興行収入20億円というヒット作となる

   前編の高校時代から5年後を軸にした後編では主人公七美と矢野の
   すれ違いの原因となった事情が描かれる。映像のトーンもリアルな
   陰影を帯びている。青春の光と影、結末が予想に反していたが、
   原作のコミックを読んでいない者にとっても青春を生きるという切実
   さが痛いほど伝わってきた作品であった。
 
(映画の上映後のメンバーの写真)
    
   私たちのチームは「ジュナ」という名の盲導犬と3名の視覚障がい
   者を含む10名が後編を鑑賞した。

   そして映画のあとはいつものお茶会、視覚障がいの磯野姉妹や
   車イスの佐藤さんなど10人で楽しく談笑する。
   今回は3月に別府の太陽の家で上映されたドキュメンタリー映画
   『生きていく』の監督・撮影・編集の3役をこなした神吉良輔さんも
   上映スタッフの一員として大分会場に来ていたのでお茶会に参加。
   又、その別府の上映会を開いたシネマステーション大分の海野聖司
   さん(映画学校では神吉監督の先輩)も加わり話の輪が広がった。

 
(中央が神吉監督、左が海野さん) 
     
   ろうきんフォーラムで活動を報告

   4月26日、大分県労動福祉会館ソレイユで第9回九州ろうきん
   NPO助成フォーラムが開かれ、私たちの団体から事務局の
   千綾が昨年の活動を報告した。

   昨年、九州ろうきんから助成対象にしていただき、上映権料などの
   問題から手がけられずらかった生音声ガイド付き『お早よう』の
   自主上映会を開く事ができた。
   上映会当日は強い風雨にもかかわらず、これまでの同行鑑賞会
   では最高の92名もの皆さんが会場に足を運んでくださった。
   そのイベントを中心に私たちの団体の活動を皆さんにご報告した。
   この時の上映会にはろうきんからも数名の方が参加されていて
   「あんなに楽しく分かりやすい」映画鑑賞とは思ってもみなかった
   という感想をいただいた。

   今年度も申請38団体の中から9団体に助成が行われることに
   なったが、その判断ポイントは@地域での独自性,A継続性、
   B社会的な効果が期待できるか、の3つだそうだ。
   私たちもこのキーワードを肝に銘じながら活動を続けたいとの思いを
   確認した今回のフォーラムであった。
 
     
   
4月の同行鑑賞会


  『僕等がいた』 前編


         4月14日(土) 15:10〜
         Tジョイ・パークプレイス大分
         小畑友紀原作のコミック青春ドラマの初恋を描いた前編。

    多くの若い女性客が訪れていたが、私たちのチームの参加者は
    今回「ブレス」と「ジュナ」という2頭の盲導犬と障がい者3名、その
    他6名の計9名と少なかった。
    土曜日の午後3時はまだ鍼灸の仕事中とのこと。
    5月の後編の上映会の曜日の再考が必要かもしれない。
 
   

      作品自体は人気コミックの映画化とあってストレートに
      おもしろかった。社会派もいいが時にはこういうコミック
      作品も楽しめる。

      今回、今年2回目のTジョイパークプレイス大分での同行
      鑑賞会。つい3日前に転勤してきたというマネージャーの
      江藤俊博さんの「いらっしゃいませ」の言葉が耳に心地よい。
      これまでマニュアル言葉で迎えられたことはあったが
      こんなに心に届いたことはなかったような気がする。
      江藤さんはこれまで新潟の長岡、そして大阪で私たちの
      ような団体と接していたと聞き納得する。
 
     
    
 佐伯市で始めてのバリアフリー映画・自主上映会

  『天国からのエール』

   今年の1月全国公開され好評を博した実話をもとに作られた映画

       日時 : 4月8日(日) 13:00〜

       会場 : 三余館 (佐伯市大手町)

       主催 : バリアフリーライフ・シネマ大分

       共催 : 佐伯市視覚障害者協会


 

   
   当日午前、同じ会場で佐伯市視覚障害者協会の今年度の
   総会が開かれるのに合わせて、午後1時から自主上映会を開く。
   昨年の中津市、先月の別府市に続く佐伯市での上映会。

   総会に出席した会員のうち20名の視覚障がい者と一般の参加者
   4名合計佐伯市在住の24名、臼杵市から2名、それに視覚障
   がい者3名を含む10名が大分市から加わり、合わせて36名で
   オープン方式の音声ガイド付き映画を楽しんだ。

   会場の前庭の桜も満開、往復した国道10号沿いの山々には
   山桜があちこちに咲き、大分市内の桜の名所では大勢の市民が
   宴を開らくなど好天に恵まれた春休み最後の日曜日であった。

 
     
   ドキュメンタリー映画『生きていく』

   尼崎在住の池田英樹(36歳)は27歳の時、通勤途中に
   交通事故に遭いそれ以来首から下が動かず呼吸は機械に
   よって制御されている。そんな英樹が両親と共に北海道への
   旅を計画する。呼吸器をつけた初の長期旅行。喜びとトラブルの
   2年間を神吉良輔監督がドキュメンタリー映画にした作品。

   日時:2012年3月25日
        午前10:30〜
        午後 1:00〜
        午後 3;00〜(全編 字幕付き、この回のみ音声ガイド
                  付き)
   場所:別府、太陽の家コミュニティーセンターホール
 
     
   

アイ、エルフという2頭の盲導犬と視覚障がい者5名を含め19名の
私たちの団体も参加してその日3回目の上映会(1〜2回は通常上映)
をバリアフリー版で観ました。会場には車いすの方も数名いました。
交通事故に遭いそれ以来重度の障害を持つ主人公の北海道旅行
のドキュメンタリー映画というだけに、聞き取りにくい会話がたくさん続
きましたが字幕と音声ガイドのおかげで私たち晴眼者もより正確に
内容が把握できました。
 
   
一つ気になったのは、主人公の英樹ともう一人の障がい者が口に
していた「ボランティアを使えば何でもできる」の「使う」という言葉です。
私たち健常者がつい使う「障がい者のために」の「ために」もそうですが
この言葉が「共に」あるいは「一緒に」という感覚で共有できれば
もっとすばらしい関係が築けるのではと思いました。
 
     
   
 今年最初の同行鑑賞会


   『天国からのエール』

      沖縄の小さな弁当屋で生まれた、高校生との
      交流を描いた奇跡の実話

      主演:阿部 寛

      日時:2012年1月8日(日)、午前11時〜

      場所:T−ジョイ パークプレイス大分
 
   


     年明け早々、寒波到来、3連休の中日という厳しい条件にも
     かかわらず 当日は視力障がい者4名、盲導犬2頭(ジュナ・
     マークス)を含め23名の皆さんが映画を鑑賞した。

     1年ぶりの映画館(Tジョイ)であったが、大澤正宣マネージャーや
     スタッフに丁寧な応対をして頂いた。

     それにしても、公開日から2日目の日曜日のこの時間の上映で
     観客は26名、私たちを除くとたった3名という現実に驚く。

 
 
       上映会後はいつもの楽しいランチタイム。
     4人の障がい者と2頭の盲導犬も加わった13名で
     昼食をとりながら、もっと大勢の皆さんに 観てもらいたいと
     映画の感動の余韻に花が咲いた。
    
 
   
 

 2011年度・ABC−NET代表者会議 が開かれる
          
                             11月23日(祝) 東京都障害者福祉会館

       バリアフリー上映に関わる全国の市民活動団体(ボランティア組織)が、バリアフリー上映の
       更なる普及と推進をめざし、相互援助を行うネットワーク「ABC−NET」の今年度の代表者会議に
       大分から事務局2名が出席。
 
    当日は全国から14団体、28名が集まり5時間以上にわたって
    現状報告や問題点などが熱心に話し合われた。

        (1)平塚千穂子代表あいさつとこの1年の会の動き
        (2)バリアフリーコンテンツ共有・共同制作実績
        (3)各団体からの現状報告と問題点の提起
        (4)相互援助をスムーズに行うためには
        (5)代表者会議の開催地について
        (6)現在開発中の音声ガイド制作ソフトの実演と説明
 
 

 意見から
  ・視覚障がい者へのアピールは?参加者の掘り起こしは?
  ・諸々の事情からスタッフの確保が難しくなった
  ・上映する場がない
  ・一緒に映画を観るだけではなく、共に楽しみ友だちになれるといい
  ・体験会という形で会場に来れない人たちの所へ出かける
                 (盲学校訪問や老人会訪問など)
  ・キーワードは「おもしろい」と「継続性」
     あそこに行けば楽しいし仲間に会える、という場所作り
  ・ライブと録音について
     ライブには「手軽さ」というメリットがある
     録音には「何回も使える」「貸出しができる」というメリットが
     あるが数ヶ月もの準備期間が必要、その結果上映機会が
     減るというデメリットもある
  ・視覚障がい者からの意見
    「映画の情報が欲しい。あらすじを添えたお勧めの作品を
    知りたい」
    「はじめはそんなに映画に興味がない人も、皆さんと仲良く
    なれば映画も好きになる」
    視覚障がい者の堀り起こしについて「視覚障がい者は意外と
    用心深い。あまりあせらずにやってほしい」
 
     
   10月の特別上映会

檀 鼓太郎さんの生ガイドによる

  九州ろうきん助成記念

   バリアフリー上映会

        10月30日(日)・午前10時半〜・シネマ5bis

   第1部 『お早よう』 1959年 松竹映画


         監督 小津安二郎
         出演 佐田啓二 久我美子 笠智衆 ほか

   テレビが普及し始めた頃の大人と子どもの世界を描いた作品で
   小津作品の中では、最もおもしろい、といわれる人情味あふれた
   作品をいわれるが、何せ52年も昔の映画。
   若い観客には飽きられるのではと心配したが、そこは話芸の
   達人・檀鼓太郎さんが進行に加わったことにより、見事に作品が
   現代に蘇った。古い話も隅から隅までしっかり理解でき、最後まで
   会場内にクスクス笑いが聞こえていた。

     (一般・会員・障がい者15人・盲導犬4頭を含め、
      過去最高の92人もの皆さんに雨の中、ご来場
      頂いた。感謝!感謝!)
 
     
   
第2部 会員限定サプライズ企画

チャーリーチャップリン 『街の灯』

  第1部終了後、コンパルホール400号室に30人で移動。
  おいしい”おにぎり弁当”を食べたあと、第2部の始まり始まり。
  これぞ、檀鼓太郎ワールドの真髄!
  チャップリンの80年前の無声映画の代表作『街の灯』が始まるや
  否や、靴を脱いだ檀さんの舌が猛烈な勢いで回転しはじめ、
  身体の動きも止まりません。
  時にはチャーリーの足の動きに合わせてリズムをとり、微妙な
  ストップモーションも言葉で表現され、1時間23分がまたたく間に
  過ぎていった。
  音楽と檀さんの声と動きで映画の世界に誘い込まれた視覚障がいの
  皆さんたち、どうやら私たち以上にしっかり映画の中に入り込んでいた
  ようだ。檀鼓太郎ワールドが繰り広げるマジックといってもいい程の
  世界を堪能した。
 
   
上映会後のお茶会の席で

   「映画がこんなにおもしろいものだとは知らなかった。
    本当に新鮮に感じた。」

   「百聞は一見にしかず の”百聞”を聞かせてもらった」

      など興奮冷めやらずといった表情で様々な感想が聞かれた。
      
      来年も最低1回は檀さんの生ガイド上映会を実現したいものだ。
 
     
    
 9月の同行鑑賞会


 『木洩れ日の家で』


        9月11日(日)午前10時00分〜
        シネマファイブbis


   モノクロームの美しい映像に描かれる老婦人のひとり生きる姿―。
   ポーランドのワルシャワ郊外の森に立つ古い屋敷で愛犬フィラと
   暮らす91歳のアニュラの物語。
   名女優による卓越した演技とともに贈る、現代ポーランド映画の
   傑作。
 
 
    
     盲導犬「マークス」「ジュナ」の2頭と障がい者5人、
    スタッフ14人の合計19人が参加。

    テストを兼ねて観たときには気が付かなかった状況が、
    音声ガイドによる説明が入ることにより理解でき、より
    詳しく映画を鑑賞することができた。
    また、今回のように画面がモノクロの場合、洋画のセリフの
    字幕が判りづらくつい字幕に注意がいって画面がおろそか
    になるという経験が多々あったが、セリフも日本語に吹きかえ
    られていたので自然に内容が伝わってきたという声も聞かれた。

    鑑賞会の後はいつものように楽しい語らいのランチ会。


 
    8月の同行鑑賞会

 『幸せの太鼓を響かせて
         〜INCLUSION〜』


              8月7日(日)午前9時40分〜
              シネマ ファィブ(大分市府内五番街)

   知的障がいを乗り越えて、全国大会2位に輝いた
   プロの和太鼓集団の感動の足跡を追ったドキュメンタリー作品。
   長崎県・雲仙の”瑞宝太鼓”のメンバーにカメラを向ける。
 
   
  

   午前9時40分の1回目上映という早い時間にもかかわらず
   当日は8名の障がい者(盲導犬1頭)と14名のスタッフが参加。
   夏休みとあって小学生や中学生も食い入るように映画を観る。
   このバリアフリー版映画を大勢のスペシャルオリンピックス日本・
   大分のメンバー(知的障がい者)の皆さんも鑑賞し、私達の団体が
   所持している25台のラジオすべてが当日貸し出された。



 
   熊本で初のバリアフリー上映会

  『幸せの太鼓を響かせて』

      7月18日(祝日) 13:00〜

      熊本Denkikan(熊本市新市街商店街)


   熊本市ではじめてのバリアフリー上映会が開かれることになり、
   大分からラジオの貸し出しなどの応援で、三浦さんご夫妻と
   事務局(千綾2人)の4人でかけつけました。

   東京のシティライツから平塚代表ご夫妻や我々を含め
   3人の障がい者と12人の鑑賞者が音声ガイドを利用しました。
   PR不足もあったのか動員に物足りなさを感じましたが、体験した
   皆さんからは大変満足のいく言葉をいただきました。
   特に映画館の社長さん達自身に非常に興味を示していただき、
   これを機会に熊本でも動きが出てくるのではと期待が持てました。

 
   
平塚代表ご夫妻
 
 
第12回福祉活動組合員基金(100円基金)助成団体


  活動報告会

      *2010年度の活動に対する助成金活用報告

                グリーンコープ生活協同組合おおいた

          2011年7月11日
          大分県教育会館 

 
   

〜みんなで手をつなぎ、住んでる街を住みたい街に〜

   2011年度地域運動交流集会&100円基金報告会が開かれ、
   私達の団体を含め2010年にGC生協おおいた様から助成金の
   交付を受けた7団体(15件)の助成金活用報告会が開かれた。

   当日 報告した団体は、大分障害者地域リハビリテーションセン
   ター共同作業所「やじろべえ」、由布市挾間町の「こどものにわ楓」
  、ピアカウンセリングなど自立支援活動を行っている別府市の「あっ
   とほぅむぷれいす」、別府重度障害者センターで在宅就労の支援を
   行っている「湯輪夢(とりむ)」、別府市で配食サービスなどを行って
   いる「ワーカーズ・コレクティブクローバー」など7団体。


   梅木敏子代表と千綾事務局長 が1年間の活動を、音声ガイドを
   その場で聞いてもらいながら報告する。  
 
   
 私達の団体の紹介コーナーにも大勢の皆さんが訪れてくださり
いろいろな質問を受けた。 
 
 
6月の鑑賞会

 『サラエボ、希望の街角』

                   6月12日(日)10:00〜
                   シネマファイブ


  ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦で、ボスニア人の武装勢力が対立する
  ボシュニャク人と呼ばれるイスラム教徒約8000人を殺したと言われる
  事件から15年。ボスニアの首都サラエボで内戦の傷を負って生きる
  ボシュニャクj人の男女の生活を描いている。
  イスラム原理主義運動が不気味に静かに台頭し、恋人同士の中に
  宗教の対立が持ち込まれる。
 
       

      原題はボスニア語で「何かに向かう途中にいる」という意味の
      「na putu」。
      邦題に反して希望は見つけられなかったが、主人公ルナの
      強い意志はしっかり伝わってきた。


      今回は宗教問題を扱った作品だけに、会員への案内だけで
      事務局からの積極的な参加呼びかけは無し。
      それでも梅雨の大雨、しかも大雨警報のなか、
      盲導犬2頭と5人の会員、スタッフ会員7人の合計12人が参加。
      鑑賞会後、楽しく中華ランチをいただく。

 
 
 第4回CityLights

    映 画 祭

   シティライツ設立10周年記念

        音声ガイド紡いで10年
         たくさんの出会いにありがとう


                       2011年6月4日、11:00〜
                       江戸東京博物館大ホール




 
 

      『100人の子供たちが列車を待っている』

     ゲスト:トークタイム
         日本映像翻訳アカデミー学長
                新楽 直樹氏

     『蝶の舌』
         8年前、シティライツで初めて鑑賞した外国映画

     『大誘拐〜Rainbow kids〜』
         10年前、みんなで選んだ選りすぐりの日本映画
         1992年、日本アカデミー賞 最優秀監督賞・脚本賞・
         最優秀主演女優賞を受賞したサスペンス・コメディの名作



  
 
      昨年に続いて事務局2人で参加。

     今回は設立10周年ということもあって、熱気に溢れた
     映画祭・懇親会であった。

     ゲストは映像翻訳のプロ、新楽直樹氏。
     一秒間に4文字しか文字化できない字幕制作のご苦労の他、
     吹き替えと音声ガイドの共通点や違いなど 日頃気がつかな
     かった新しい発見ができた。
     
     映像翻訳の世界にもっと光を!



   
平塚代表と事務局・千綾
   
     ・印象に残っている言葉

      平塚代表
       「音声ガイドは見える人にもより深く鑑賞できるツールである」

      ノンちゃん
       「みんなで一緒に笑えるって、とても素敵なことだと
        改めて思いました」

     ・夜の懇親会場で 
       はじめてボランテイアとして参加した若い人が、
       目の不自由な方から「ありがとう」と言われたと
       感激していた姿に感動。
 
   バリアフリーライフ・シネマ大分

      2011年度 総会
         5月29日(日)
         大分市コンパルホール・視聴覚室


         11:00〜12:30 「ラ・ティエラ」ライブ
         12:30〜13:30 別室にて昼食
         13:30〜15:30 総会。

    15名の視覚障がい者と4頭の盲導犬を含む会員28名が出席。
    この日 新たに8名が会員となる
 
 

 音楽ユニット「ラ・ティエラ」ライブ
南米の民族楽器ケーナの岩野幸宏さん(中津市の大楠小学校教諭)と
視覚障がい者でピアノ奏者の宇都宮幸子さんのユニット。
彼らのオリジナルテーマ曲「大地の歌」から始まり、途中 宇都宮さんの
ピアノソロ3曲をはさんだ全12曲を、岩野さんが体験談を交えたストーリで
展開。最後は「夏は来ぬ」と「ふるさと」を全員で歌って盛り上がる

 
   コンサートの後は別室へ移動してわいわいがやがやの昼食会。
当日、コンパルホールで大きなイベントがあったことも影響してか予約通り
に食事が届かない。
おかずが先、ご飯はあと、終ったかと思ったら「食後のデザート」ならぬ
「食後のスープ」。ここでの会合ではいつも館内の知的障害者の皆さんが
働いているお店から食事を運んでもらっているので、まあ「お店も忙しくて」
良しとしょう。
 
  総会に入る前に、3月3日に亡くなった会員の岩崎友子さんと東日本大震災で亡くなった大勢の皆さんに黙とうを捧げる。
続いて「視覚障がい者の介助〜その誘導の仕方〜」のビデオで誘導の基本を再確認する。
 総会ではまず2010年度の活動報告・会計報告・監査報告が行われた。
続いて、梅木敏子代表をはじめとする役員改選・2011年度の活動計画・
予算が承認された。
今年度は九州ろうきん助成の主たるイベントとして10月30日開催予定の
『ディア・ドクター』生音声ガイド上映会に向け、注力することになった。
 
     
   2011年4月22日

  九州ろうきん・助成金授与式

  私たちの団体「バリアフリーライフ・シネマ大分」の活動に対して九州
ろうきん様より今年度(2011年度)の助成をして頂けることになり、その助成金授与式に事務局の2人と長澤タエ子さんの3人で出席してきました。大分県下には400以上のNPO法人が活動しており、その数は人口比でみると全国でも4番目という高い水準にあります。
当日は応募41団体の中から私たちの団体を含め8団体が助成対象団体として選ばれ助成金を授与して頂きました。心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。
今回の助成を機にますます社会性のある先駆的な活動の輪を広げてまいりたいと思います。       
                  (詳しくは4月23日のブログをご覧下さい)
 
  九州労金大分県本部長
     棚村和秀様より
       目録が手渡される
    キラリと光る
  みんなの笑顔
     応援します!

 第8回九州ろうきん
    NPOフォーラム


  助成金授与式
  助成団体活動報告
  情報交換会

    2011年4月22日
      九州労動金庫
         大分支店 
   
4月の同行鑑賞会

    『クレアモントホテル』

            4月17日(日)10:15〜

             シネマファィブbis


     ロンドンの長期滞在型のホテル「クレアモント」を
     舞台に、老婦人と青年のこころ温まる交流を
     情緒豊かに描いたヒューマンドラマ。
 
      今回の鑑賞会には 盲導犬4頭を含む会員10名と
    スタッフ11名の合計21名が参加。
    当日は中津市からお若い女性が1名、別府市から
    盲導犬を連れた方が1名、初めて参加しました。
 
森下さんとジュナ
      上映会後の昼食会では、盲導犬3頭と8人の会員、
    スタッフ6人が楽しく一緒に”チキン南蛮定食”をいた
    だきました。
    食事後のティータイムに自己紹介と映画の感想を
    それぞれ一言ずつ発言しましたが、日頃から声が頼り
    とあって皆さん本当によく響く声をお持ちです。

    「ああいう生活を一度でいいから経験してみたい」
    「今まで観た映画の中で最高に良かった」
    「お金があるからこそあんなホテル生活ができる。
    夢みたい。宝クジを当ててぜひ人生の終わりをああいう
    生活でしめくくりたい」
    等々、にぎやかなことといったら・・・。
    ボレロ食堂のお若いマスターさん、すみませんでした。
 
     
     
   大分市以外では始めての上映会

  3月に自主上映会

  『博士の愛した数式』

       3月13日(日)13:30〜

       中津市教育福祉センター

       監督:小泉堯史

       出演:寺尾聡、深津絵理、浅丘ルリ子 
 
  原作は第一回本屋大賞を受賞した芥川作家、小川洋子の大ベストセラー。今 注目女優ナンバーワン、大分出身の深津絵理さん演技も見事です。 
 
     
 
 少し前の作品ですが つい何ヶ月か前 TVで放映され
音声ガイドでの希望が出ていた作品です。
今回 大分市以外で行った始めての上映会でしたが、
当日は車いすの2人を含め34人の皆さんにスタッフ7人を
加えた総勢41人の上映会となりました。
中津市寺町・西蓮寺の住職、黒田義照さんや行橋のTOMO
ROWの和田欣国さんの音響でのご協力により、ごく普通の
会議室がまるで映画館のような雰囲気の中での上映会とな
りました。もちろん『博士の愛した数式』という映画が美しく
温かな愛情を伝えてくれ、永遠の心に生き続ける「至福の愛」
を一見小難しく思われる数式を通じて私たちに伝えてくれたおかげだと思います。
 
  受付(大分からのスタッフ)
   
上映後、目が不自由な皆さんに対してはもちろんですが、どんな人が同じ会場にいたかを知っていただくため簡単な自己紹介をしています。
皆さん 快く映画の感想も含めて応じてくれます。
個人で、介護の方と、夫婦で、親子で、といろいろな方が同じ時間を過ごしました。
今回は大分市以外で始めての開催でしたので、こういう音声ガイド付きの映画がある事を始めて知った方がたくさんいらっしゃいました。そして会場で「次はいつですか?」と何人もの方から聞かれました。今の段階では即答出来なかったのが心残りでしたが、まずは第一段階 皆さんの満足した表情と出会えましたので今回の催しは無駄ではなかったと確信しています。
 
   今回も会場で2名の方が会員になってくれましたし、次回の大分市での同行鑑賞会にも数人の方が参加してくれることになりました。中途失明で20年振りに映画を”観る”機会ができた、と喜んでいる方もいました。今回は県北での開催でしたが次回は県南、県西部です。おそらく皆さんお待ちだと思います。今回始めての土地であんなにたくさんの方とお会いしてその思いを強くしました。 



 1月の同行鑑賞会

   『冬の小鳥』 

     2009年東京国際映画祭
     アジアの風部門 最優秀アジア映画賞受賞

     2011年 1月 9日(日)、午前10時〜
            1月12日(水)、午後4時15分〜

            シネマ・ファイブ
            (大分市府内五番街)
 
   1月 9日(日)
     ・14人参加
        車いす・盲導犬2頭と会員5人
        スタッフ9人
   1月12日(水) 
     ・10人参加
        盲導犬2頭と会員4人
        スタッフ6人

*参加者から、「主人公ジニのその後の人生が知りたい」との声がたくさん聞かれた。監督のウニー・ルコントは韓国の出身で養子としてフランスに渡り、この作品はご自身の実体験から着想されたもの。舞台は韓国だがどこか日本の「昭和」を思い出させる懐かしさを感じさせた。
 
  初日のスタッフ(シネマ・ファイブにて)
 
   


 12月の同行鑑賞会



    『武士の家計簿』 


      2010年12月12日(日)

       パークプレイス大分・Tジョイ

       午前9時からと午前11時30分からの2回上映
 
        ・第一部(午前9時〜)
     
            盲導犬3頭と6人の障がい者
            スタッフ6人

        ・第二部(午前11時30分〜)

            車いす1名を含め8人の障がい者と
            スタッフ9人

         合計 29人が参加
 
 パークプレイス大分・Tジョイ
 
  今回は劇場映画の上映とあって
  音声ガイド送出と受信用ラジオ貸し出しのため、
  東京からCAPのスタッフ2人(四宮さんと常田さん)
  が前日から大分入りしてスタンバイした。
  せっかく前日入りしているのだから、技術講習会などの
  時間を作ってもらえないだろうか、との声があがった。
 
   
 2010年12月5日

     待望のホームページをアップ

         http://www.oita-bfcinema.com

         バリアフリーライフ・シネマ大分 

2007年1月、新聞の小さな囲み記事 <音声ガイド・字幕
付き映画『武士の一分』全国5ヶ所で上映> を見つけた
千綾陽子(現・事務局)が早速 目の不自由な友人達に声を
掛けた。「福岡に車で映画を観に行こう」「えっ?本当?映画
なんて何年ぶりかなあ、うれしい、行く。連れてって。」話は
すぐにまとまり福岡行きが実現した。
その後も、福岡行きのメンバーが中心となって『博士の愛し
た数式』『明日への遺言』と映画鑑賞が続いた。
そのうち「私たちが味わった感動をもっとたくさんの皆さんに
知ってもらいたい」という声があがり、その年11月18日にDVD
による“武士の一分・バリアフリー自主上映会”をコンパルホ
ールで開くことになった。
 その当時は、今のような形で映画を通して 目や耳の不自
由な人々との輪が広がるとは考えてもおらず、会の名前も
“音声ガイド付き『武士の一分』を鑑賞する会”であり、一般
の皆さんに音声ガイド付き映画の存在を知って欲しいと参加
を呼びかけていた程度であった。


その自主上映会の折、著作権の相談もあって ガイド制作支
援企業の住友商事さんにメールしたことをきっかけに住友商
事さんと蜜に連絡がとれるようになる。その後はトントン拍子
に話が進み全国七ヶ所目の会場に大分が選ばれ、市内の
シネコン・Tジョイで『西の魔女が死んだ』『グーグーだって猫
である』『ハンサムスーツ』の三作品の上映が行われた。
特に 一般公開に合わせたバリアフリー映画として大分で
初めて上映された作品『西の魔女が死んだ』は話題を呼ん
だ。3回の鑑賞会には各10〜15名の目や耳の不自由な皆
さんが参加。延べ50名以上の誘導介助等のボランティアが
活動を支えた。



2008年7月の総会で会の名称は“大分バリアフリー上映を
サポートする会”に改められ、その総会の席で自主上映会を
との声があがった。
「過去の名作も含め 私たちが観たい作品の上映会も開い
て欲しい」という提案である。
その提案は 翌2009年2月15日、オードリヘップバーンの
名作『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』のDVDによる2
作品上映という形で実現する。
会場の大分県点字図書館には述べ54名もの参加者があ
り、楽しい鑑賞会と食事会となった。
 
  ハンサムスーツ鑑賞後
      パークプレイスにて


自主上映会で始まった2009年はバリアフリー映画を上映する劇
場も増え、“Tジョイ”と“シネマ5”の2館となる。
まず“Tジョイ”では6月に『重力ピエロ』、“シネマ5”では6月に『
子供の情景』11月に『真夏の夜の夢』が上映された。
この年は11月に大分県点字図書館で『おくりびと』の自主上映会
も行い、年間5回の鑑賞会を持つ事ができた。

会としてはこの年7月の総会で名称を“バリアフリーライフ・シネマ
大分”と改め現在に至っている。
尚、2010年3月にコンパルホールで『母べぇ』のDVDを使った数
人のスタッフによる音声ガイドの勉強会を開いたが、いつかは自
分たちの手で 地元を題材にした映画のガイドを作るのが夢だ。
 
   新しく加わった
    ”シネマファイブ”にて

そして翌4月に東京で開かれた“第3回シティライツ映画祭”に
事務局の千綾夫婦が参加。『虹をつかむ男』『雨に唄えば』の
生ライブ音声ガイド・山田洋次監督のトークショー・夜の懇親会と、
みなさんの熱気に圧倒され刺激を受ける。
その映画祭でも生ライブ音声ガイドを担当していたが、現在 東京を
中心に活動している音声ガイドの中心人物・俳優の檀鼓太郎さんと
懇親会で親しくなった。そこで早速、今年秋 大分でその檀鼓太郎
さんの生ライブ上映会ができないものかと検討中だ。


2010年は6月に話題作『春との旅』の鑑賞会も開かれたが、何といってもこの年は グリーンコープ
・生活協同組合・おおいた様 より助成金をいただけた事が重大事である。
FM受信機の購入など、会の運営に多大なご支援をいただき 心から感謝している。
  ・この年10月 ”全国バリアフリー上映ネットワーク・ABCネット”に加盟する。
ABCネット(オールジャパン バリアフリー シネマの頭文字)とは
音声ガイドや字幕スーパーの制作やバリアフリー上映会の開催、
上映会のサポートなどを行っている全国のボランティアグループが
参加しているネットワークで、”シティライツ”のよびかけにより200
8年 10団体で立ち上げる。
年1回 参加団体の代表者が集まる会が今年も10月11日に開
かれ私たちの団体から 世話人の 幸 道子さんと事務局の千綾
陽子が参加した。今年は全国各地の16のボランティア団体から
33人が集まった。。

シティライツ平塚代表のあいさつ 
会では上映会や字幕・音声ガイド作りのノウハウや上映会情報の
交換などが行われた。

また 昨年からネットワーク内で、音声・字幕コンテンツ(台本やデ
ータ)の貸し借りや必要機材(FM送信機やラジオ)の無料貸借なども
行っている。2010年7月にはWEBサイトもオープンした。
   『みんなでつくろう。感じよう。バリアフリー映画会』 
    http//www.abc-net.org/
  
    
      代表者会議
     東京都障害福祉会館
 2010年10月16日(土)
全国障害者情報施設協議会の全国大会が大分市のコンパルホ
ールで開催され、大会3日目にバリアフリー映画『ゆずり葉』の
上映会が開かれた。
映画の上映や貸し出し用のラジオ(50台)はABCネットの大阪の
日本ライトハウスが担当。私たちは25台のラジオを持参し、図書館
のスタッフと共にラジオの貸し出しや誘導のお手伝いをした。
当日は100人を越える入場者のうち、70名が音声ガイドで
映画『ゆずり葉』を 涙しながら鑑賞した。
 
     受信用ラジオの説明
 ・そして 待望の音声ガイド制作のための特別研修会を開いたのが10月31日。 
東京から俳優で音声ガイドの名人 檀鼓太郎さんに来ていただき『旭山動物園物語』と
『花のあと』の2作品の生ライブガイドで感動の一日を過ごした。


 まず『旭山動物園物語』の出演者の紹介から始まり本番スタート。
上着を脱ぎ、靴を脱いでの檀さんの躍動感あふれるガイドに、
まるで今 自分が旭山動物園にいるかのような錯覚さえ覚えた。
 
檀鼓太郎さんの前説
第1部上映後、参加者全員の名前を読み上げながら皆さんそれぞれ一言ずつ映画の感想を述べる。
思いのこもった言葉に、元気な仲間を確認する。
  
 そして第2部は藤沢周平の女剣士時代劇『花のあと』の上映。
この前説では 太刀の構えやさばき、作法など 俳優さんならではの一言に納得したあと 映画を観
る。今度は”静”の中の”凛”とした緊張感の中、檀さんのていねいな案内で場面が進む。
再び映画と同化した会場内、そしてラストを迎えた。
 
 上映会後の食事会には20名の会員が参加したが、その場での
感想に沢山出たのが「これまで時代劇は、音だけでは分かりづら
く観るのが嫌だったが、今日は檀さんのガイドのおかげですっと
ストーリーの中に入っていけた」という障がい者の声である。
また大分でもガイド制作をとの要望と共に、制作に対する意欲を
うかがわせる声もあがった。
8時間をこえる長時間、映画を通して というより檀鼓太郎さんが
導いてくれた素敵な空間を共有でき本当に充実した一日であった。
 
   
  上映会後の食事会