大分、バリアフリー上映会へようこそ 本文へジャンプ
お知らせ

 

 
 私たちの団体が所属している全国組織「ABCネット」の東京本部ともいえる「シテイライツ」が2016年募金やクラウドファンディングを通して夢であったバリアフリー映画館「シネマ・チュプキタバタ」をオープンしてこの9月で1周年を迎えました。
それを記念して素敵なチラシとパンフレットができましたので一部を掲載します。
                                              2017年10月
 
 
 
 
 
 
 「UDCast」を使った

   新しいバリアアフリー映画鑑賞システム

                         2016年 12月2日


今年(2016年)4月に障害者差別解消法が施行され、映画業界も
上映のバリアフリー化に乗り出した。

これまでの視覚障がい者向けのバリアフリー上映は、ボランティア
団体などが映画館に出向き、専用ラジオにFM電波で音声ガイドを
流していた。

映画業界が新しく取り組み始めた新たなバリアフリー上映とは、
スマホやタブレット端末を通して音声ガイドを流す新しいシステム。
スマホに「UDCst」という無料アプリを入れ、事前に見たい映画の
音声ガイドの音源をダウンロードする。上映前にセットすると映画の
場面に合わせて自動的に説明が流れてくるのでそれをイヤホーン
で聴く。映画自体に特殊な情報が埋め込まれており、それをスマホ
のマイクが認識して映画の場面と連動させる仕組み。

この新システムに対応した作品の公開が今年(2016年)の11月
以降「この世界の片隅で」「聖の青春」「海賊と呼ばれた男」と続いて
いる。

今のところ全員がスマホなどの端末を使っているわけではないので
例えば大分の場合、劇場内に従来の機材を持ち込みスマホからの
音源をFM電波で流し貸し出した専用ラジオで聞いてもらっている。

一方、聴覚障がい者への対応も進んでいて、今現在はセリフを字幕
で表示する映画の上映も全国の60〜70館で行われている。
更に年明けからは、めがね型の端末「スマートグラス」を使った新
システムが本格的に導入されることになっている。この新システム
対応のスマートグラスは今年の11月から数万円程度の値段のもの
がすでに販売されている。
これまでの字幕は画面にセリフが書き込まれていたが、このスマー 
トグラスをつけると文字が浮き上がって見える仕組み。音声ガイドと
同様に映画に埋め込まれた特殊な情報で連動させるという。
 
 
 
ご存知だとは思いますが、そのG

                                         2014年9月4日 

介護マーク

     2011年に静岡県が行った認知症家族者との意見交換会で
     介護家族から「認知症の人の介護は、外見では介護していることが
     分かりにくいため誤解や偏見を持たれて困っている。介護中であることを
     表示するマークを作って欲しい」という要望が出されたのをきっかけに
     静岡県が全国初の介護マークを作成した
  
     例えば「トイレに付き添うと、不審者にみられることがある」「男性介護者が
     女性用の下着などを購入する際、いつも困る」などの意見

     厚生労働省も介護マーク普及を全国に呼びかけているが「悪用の恐れが
     無いとはいえない」という理由から全国一斉とはいかないのが現状
     今のところ、静岡県・茨木県・栃木県・新潟県・長野県・島根県(285市町村)
     では県を挙げて取り組みを実施している
     この他、109市区町村でも取り組みを実施中 (H26年7月1日現在)
     佐賀県が実施を予定しているが、ネットで見る限る残念ながら大分県内に
     取り組んでいる地域は見当たらない



「介」の字は人が人を支えあう形をしています
サイズは、タテ69ミリ × ヨコ97ミリ

外出先でこのマークを見かけたら、温かく見守ってください
        ・介護していることを周囲にさりげなく知ってもらいたいとき
        ・駅やサービスエリア、お店などのトイレで付き添うとき
        ・男性介護者が女性用下着を購入するとき
        ・障害のある方を介護する方
 
 
ご存知だとは思いますが、そのF


                                   2014年 1月27日


地方のミニシアターの組織「コミュニティ シネマセンター」

    今月の同行鑑賞会は大分市のシネマ5で公開された「楽隊のうさぎ」を、19日の
    日曜日に私たちの会としてははじめての取り組み、劇場での生の音声ガイド(岩
    男敬子会員と私・千綾が担当)で行いました。

    実はこの映画は浜松市の映画館「シネマ イーラ」の呼びかけで制作され、大分の
    シネマ5のような全国のミニシアターの上映網が応援して出来上がった作品です。
    全国のミニシアターが集まって「コミュニティシネマセンター」という組織を作っており、
    地域と関わる映画、コミュニティシネマを目指すと宣言して10年、「上映したい映画
    は自分で作る」取り組みを行っています。
    このコミュニティシネマセンターには全国67の団体が加盟していますが、大分シネ
    マ5の支配人・田井肇さんは代表幹事を務めています。
    「映画好きの集団」だった連絡会は、次第に映画館復活と街の再生をセットで考える
    場になってきました。人の流れが変わった街で、映画館は新しい役割を果たして存
    在意義を示していこうというものです。
    5年前から、約50館が独自の配給網「シネマシンジケート」を結成し、単独では買い
    付けが難しい作品を年間10本程度、各地の加盟館で上映してきました。
    地域ともっと深く関わる映画館をとの動きの中で、楽器の街・浜松で今回の映画が
    作られたのもその線上にあります。
 
 


ご存知だとは思いますが、そのE

                                       2013年 8月10日

音声ガイドについて

  @音声ガイドとは

     映画本編の音声ガイド

       音声ガイドとは、場面転換やセリフの間に挿入する状況解説です。

       テレビではNHKの連続テレビドラマや火曜サスペンスなどで副音声が放送されて
       います。音声ガイドは脚本のト書きに似た説明文ですが、それをセリフにかぶさらない
       ように尺の長さに気を配り、また聴いてわかるものについてはうるさく表現し過ぎない
       よう配慮し、視覚障がい者の想像の邪魔をしないような工夫も必要です。

       主観に陥らず、適格で客観的な場面説明を心がけるため視覚障がい者も交え、
       数人で討議しながら一つ一つ作成していきます。

  A音声ガイド作りに当たって

    作品に忠実に、映画の雰囲気を壊さず、
    聴き心地のよいガイド作りを。


       音声ガイドづくりは、ともするとその人の主観的解釈が入ってしまいます。
       言葉一つで想像する映画そのものが変ってしまうため、言葉の表現を慎重に検討
       しなければなりません。親切に説明し過ぎて映画の雰囲気を壊してしまう危険性も
       あります。逆に少なすぎて映画の面白さが十分伝わらない場合もあります。本当に
       難しい作業です。朝から晩まで議論して、やっと30分!ということもしばしばです。 
  B音声ガイド制作のポイント

     必要事項

       1)時   (重要な時の移り変わりや、物語りに時がからみ理解を助ける場合)

       2)場所
 (場面転換で、広さの大きい順に) 

            例) 春、山道 / 夕暮れ時、学校の教室 / 昼下がり、公園のベンチ

               *場所を表わす時は広い場所が先。
                 例)学校、廊下 / ○○病院、病室

       3)目立った効果音が挿入されているのに、聴いただけでは想像しにくい部分。

            例) SE : ガシャーン (グラスの割れる音)
                    →ガイド : 手にしていたグラスを落とす。
                    →セリフ : 「大変! けがはなかった?」

       4)指示語
 
            例) セリフ 「これを食べれば元気になるよ」
                    →ガイド : 手作りのおにぎりを差し出す。

       5)音もなく繰り広げられる出来事や動作。情景や画。

      
6)感情を表わすしぐさ 

            例) 顔を手のひらで覆う → 絶望
                口を震わせる    → 屈辱 など

       7)人物の表情

            作品によってどの説明を重要視するかは変ってきます。
            解説づくりについてはあまりマニュアルに頼りすぎず、まず作品をよく
            読むこと!
            どう解説すれば、より理解を深め楽しむことができるかを考えます。
  注意事項

       1)人物や場所の名称はガイドの中では統一すること

           人物や場所の言い方は統一させると分かり易い、と同時に場所の名称は
           シナリオなどの資料をもとに正確な読み方をする。

           *見ているだけでは「土手」としか分からなくても、シナリオに「荒川土手」と
             明記されている場合は「荒川土手」と説明する。

       2)特に重要なセリフには被らないようにすること

           また 主音声と重複する情報や主音声から容易に推測できる情報は解説し
           ない
           例外 : 同じ内容を反復している場合やセリフの声が敢えて絞られている場合

       3)映画の面白さ、雰囲気を壊さない解説を心がける。

           感動に浸れるシーンや引き込まれるシーンに必要以上の説明を入れないこと

       4)主観的な表現をしない


           音声ガイドを制作する人の解釈を入れず、できるだけ見たままの情報を伝える

           例) (電話の声に驚いて) 受話器を落とすシーンの説明
    
               × 電話の声を聞き 動揺する
               ○ 電話の声を聞き 思わず受話器を落とす

           例)  × 落ち込んで・・・
               ○ 肩を落として・・・

           論外) × 〜なのかもしれない
               × 〜のようにみえる
               × 〜と思っているに違いない
               × 〜だろうと思う

        5)見えている情報を 客観的に伝える

           小道具やセットにも監督が意味を込めて演出している場合があります。
           しかし鑑賞者の私たちに理解できるわけではありませんので、見て受け
           取った意味ではなく見えているものだけを客観的に説明しましょう。その意味
           を探るのも映画鑑賞の楽しみの一つです。その自由を奪はないことを解説でも
           心がけましょう。 

 事前解説

  事前紹介テープや解説メール、あるいは解説点字の作成

        視覚障がいの方が映画を鑑賞する場合、本編を理解するためのサポートとして
        簡単なあらすじや出演者の情報、ガイドでは説明しきれない時代背景や服装など
        を事前に説明しておくとより理解しやすくなります。

      1)簡単なあらすじ (300字〜500字程度)

      2)登場人物の説明
             役名
             音声ガイドで用いる名前
             主役との続き柄や関係
             年齢(特に分かっていれば・・・)
             職業
             特徴(容姿や服装、性格など)
             演じている役者の名前とその人物について

      3)時代背景や設定の説明 、必要に応じてその他の備考 

                                 ABCネット、東京シティラィツ資料より
 
目の不自由な人に出会ったとき

             もしあなたに少し時間があったら、

             わたしたちに手を貸してください。

                      東京ヘレン・ケラー協会

街で出会ったら


 道路で
  立ち止まって左右を見回したり、杖で地面を探り不安そうな表情の人、同じ場所を
  行ったり来たりしている人を見かけたら声をかけてください。方向がわからなくなって
  いるのかもしれません。でも、いきなり腕や杖をつかまれるとびっくりします。緊急の
  場合以外は、「何かお手伝いしましょうか?」と話しかけてください。
 


 
プラットホームで
  プラットホームは、とても危険な場所です。ホームからの転落事故は後を絶ちません。
  乗車口への誘導は大変助かります。

 バスやタクシー乗り場の列で
  列の最後尾を教えてください。割り込むつもりはないのですが、どこに並べばよいのか
  わからないのです。


 電車・バスの車内で
  空いている席があったら教えてください。わからないので立っている場合が多いもの
  です。

 道をたずねられたとき
  「あちら」「そちら」と指差されてもわかりません。「まっすぐ前へ壁沿いに10メートル
  くらい歩き、最初の角を右へ曲がって3軒目です」などと具体的に教えてください。




ガイドするとき

 ガイドをしてくださる方へお願い
   どんな方法がよいか相談してください。目の不自由な人の希望に合わせていただ
   きたいのです。

 歩くとき
   あなたの腕か肩につかまらせてください。杖や服をひっぱられると危険ですし、
   悲しい気分になります。後から押されるのも恐いものです。せまい場所では
   「狭くなります」などと教えてください。腕を少し後にまわして、あなたの一歩うしろを
   歩けるようにしてください。歩く速度は、相手の方に合わせてください。

 階段で
   階段の手前で止まり、「昇ります」または「降ります」と声をかけてください。
   手すりがある場合は、つかまりたいかどうかたずねてださい。踊り場や最後の
   段では一度止まって教えてください。不規則な階段は一段ごとに教えてください。

 エスカレーターで
   エスカレーターの手前で止まり、上りか下りかを説明してからベルトに手を触れさ
   せてください。ベルトなしに中央に乗るのは不安なものです。

 乗り物の乗り降り
   バスの乗り降りには、手すりに手を触れさせ、ステップの段数を教えてください。
   電車に乗る際は、手すりや戸袋に手を触れさせてください。電車とホームとの間が
   広くあいている場合は「30センチくらいあいています」などと具体的に説明してくだ
   さい。段差がある場合も「20センチくらい低くなっています」などと注意してください。
   車の乗り降りには、ドアや屋根の部分に手を触れさせてください。押し込んだり両手
   を持って引きずり出そうとしたりしないでください。また降りる場所が安全かどうか
   気を配ってください。

 椅子に腰掛けるとき
   座る向きを説明してから、椅子の背もたれやシートの部分に手を触れさせていただけ
   れば自分で座ります。両肩を押えて掛けさせようとしないでください。

 食事などの時
   食器や料理の位置と内容を教えてください。時計の文字盤を利用して、手前を6時、
   右を3時、左を9時、正面を12時と見立て、「3時のところにコーヒー、6時にケーキ、
   ケーキ皿の左にフォーク、右にナイフがあります」などと説明してくださると分かりや
   すいのです。ナイフがどちら向きかも教えてください。手渡ししてくださる場合は、柄の
   部分を持たせ、もう一方の手に刃の背の部分を触れさせてくださると向きや長さが
   わかります。また手を導いて食器に触れさせたり、熱い容器などは一言注意していた
   だけると助かります。料理にソースや醤油をかけたり、コーヒーにクリームを入れたり
   するのは難しいので手伝ってください。鍋物やブッフェスタイルも苦手です。
   何を食べたいかを確認してから手を貸してください。

 お金を渡すとき
   お金を渡すとき、お札の上に小銭を乗せないでください。落としてしまうと探すのが
   難しいのです。できれば金種別に渡していただけるとわかり易いです。


その他


 お友達になったら
   あなたの方から声をかけてください。「こんにちは、○○です」と名前を言ってくださ
   い。声だけでは、あなたがわからない場合もあるのです。
   話題を選ぶ必要はありません。テレビ・映画・ファッション・風景など避ける必要は
   ありません。こだわりなく何でも話してください。

 自転車に乗られる方へお願い
   音もなく近づく自転車は避けようがないのです。あなたの方からよけてください。
   白状を見たら少しスピードを落としていただけるとうれしいのですが・・・。
   また、点字ブロックの上に自転車を止めないでください。道路を塞ぐたくさんの
   自転車は、目の不自由な人たちにとって悩みの種なのです。

 車を運転する方へお願い
   目の不自由な人が、道路を横断しているとき、少しだけ待ってください。前後を
   猛スピードで走り抜けられると、とても怖い思いをします。路上駐車も歩行を妨げる
   原因になります。開いたままのドアにぶつかってしまうこともあります。

 盲導犬について
   盲導犬(アイメイト)は、目の不自由な人の歩行を助けるために特別に訓練された
   犬です。ペットではありませんので、飼い主の許可なく撫でたり食物を与えたり
   しないでください。また歩行中、盲導犬の気が散ると危険ですので、口笛を吹いて
   呼びかけるなどの行動も控えてください。盲導犬は道を知っているわけではなく、
   使用者の指示に従って誘導しているので、迷って困っているようでしたら使用者に
   声をかけてください。ハーネスや首輪に触れるのはやめましょう。


最後に

   もしあなたが援助を申し出て断られても、気を悪くしないできださい。たまたま援助を
   必要としていない場合もあるかもしれません。一度断られたからといって「もう声を
   かけるのはよそう」とは思わないでください。多くの目の不自由な人にとって、一人
   歩きは容易なものではありません。あなたの「何かお手伝いすることがありますか」
   という一言に救われる場合が多いのです。そして皆さんの優しい一言が、何より
   目の不自由な人たちの心を暖かく包むのです。

                                      2013年3月11日

 
 
   お正月の晴れ姿、盲導犬「ワグリ」
         〜言葉のもつ魔力〜

                                   シティライツ代表   平塚千穂子

     秋の夜長に尖閣諸島のニュースを見ていて、マインドコントロールは恐ろしい、
     などと考えていたら「言葉のもつ魔力」についての思考がめぐり始め、それが
     止まらなくなってしまいました。

     今更ながら「視覚障がい者」という言葉や「晴眼者」「健常者」という言葉を、
     改めてよく考えると、しっくりこないものだなあと思います。
     「視覚障がい者」という言葉は「がい」」の字を公害の「害」ではなく、石へんに
     損得の得の右側をくっつけた「碍」という字を当てるのが本来だという話しはよく
     聞きます。この石へんの「碍」は、大きな岩を前にして人が思案し悩んでいる様子、
     つまり人が困った状態に直面している様子を表わす漢字ですので、害虫の「害」より
     よっぽどいいということで、シティライツでは設立当初からホームページや配布物などに
     「視覚障害者」と書くときは石へんの「碍」の字を使ってきました。
     ところが「見たこともない漢字ですが何と読むのですか?」と聞かれることが多く、
     最近では一般的な公害の「害」を使ったり、「がい」の部分だけひらがなにしたりして
     います。ちなみに新聞社などのメディアは「がい」の部分をひらがな表記に統一している
     そうです。

     しかし漢字うんぬんの前に「視覚障がい者」という、その言い方自体を変えようという
     発想はなかったのでしょうか?英語では「ブラインドピープル」ですので、この「ブライ
     ンド」も「目隠し」という意味です。日本では「視覚障がい者」の他、「めくら」にはじまり
     「盲人」「目の不自由な人」「目が見えない人」などいろいろな言い方がありますが
     「めくら」を差別用語としつつ「目が〜ない」という方向性は、英語にしても日本語に
     しても全く変わっていません。
     そこでこれを「ない」ことにフォーカスするのではなく「ある」ことにフォーカスしたらどうな
     るのでしょう。例えば、視覚以外の他の感覚がよく発達しているという方向性から「聴覚
     達者」「触覚敏感者」「音覚者」、あるいは心の目で見ているという意味で「心眼者」、
     イメージする人という意味で「創造者」なんていうと、まるで創造主・ジーザスクライスト
     みたいで妙だよな・・・など思考が脱線していきました。
     「いや、でもそんな言われ方をしたら、聴覚や触覚がものすごく発達した人にならなく
     ちゃいけないみたいで、イヤだよぉー」とか「心の目で何でも見える超能力者みたいに
     思われても困るようぉー」という視覚障がい者のみなさんの顔が目に浮かびます。

     一方、「晴眼者」とか「健常者」と呼ばれている私たちのことを考えてみると、その辺の
     感覚がすごく鈍っていたのではないかと思います。
     「私の目は晴れている」とはとても思えないし「常に健やかな人だ」なんて言われたら、
     そんなのとんでもないわけで、そんな言われ方をしたら困ってしまうはずなのに、この
     言葉を無自覚に受け入れています。
     「晴眼者」なんて言われている以上しっかり物を見る目を養わなくては、とも思っていな
     かったし、「健常者」と呼ばれるからには常に健やかなる人でいなければ、と気を張って
     いたわけでもありません。それに、そんな言われ方をしたら困る、とすら自覚していなか
     ったわけです。人間はマジョリティに属して「晴れる」とか「健やか」とか「常」などという
     ポジティブなイメージを自分に当てられていると、本当にそうかどうかは別にして、無自
     覚かつ簡単にそれを受け入れてしまうものかもしれません。
     だとすると「聴覚達者」や「心眼者」という言い方もアリなのではなかろうかと思ったわけ
     です。
     「言葉の魔力」を逆手にとって180度変えて使い続けてみたら世間の見方も自身の
     捉え方も180度変わって面白くなりはしないかと。
     つまり「〜がない」という見方から「〜がある」という尊重のまなざしへ。
     真実はさておき「言葉の魔力」はあなどれないと思ったわけです。

     逆に長年「晴眼者」「健常者」と呼ばれ続けて無自覚に受け入れていた自分達への
     呼び方も180度変えてみるとどうなるのでしょう。
     漢字の意味だけ180度変えると「晴眼者」は曇った目で「曇眼者」。「健常者」はまれに
     病気にもなりますので「病希者」となるのでしょうか。何となく言い得ているような気もしま
     すが、もともとの言葉によほど無理があるせいか、何となくしっくりきません。

     「五体満足、常に健康」という物質的・肉体的な幸福神話を基準にして、「ない」ものは
     どれ?欠けているものは何?とフォーカスするより、その神話から自由になって自分や
     他人に「ある」こと、「ある」かもしれない可能性、見えないものにフォーカスする方が
     みんな幸せになれるような気がします。そこかtらはじめて互いの尊重や対等な関係も
     生まれてくるのではなかろうか、などともの思いにふけっていたのですが・・・
     やっぱり一番いいのは「〜者」なんてカテゴライズされた「言葉の魔力」にとらわれず、
     いろいろな長所と短所を持ち合わせた、世界にたった一人のあなたとわたしを、名前や
     愛称で呼び合う関係が一番いいですよね。
                            シティライツ会報 2013年 1月号より 抜粋
 
 ご存知だとは思いますが、そのD

                                             2013年1月


点字について

   点字とは視覚障がい者げ触覚で読む字で、点(盛り上がり)によって文字や数字を表現する。
   通常用いられる点字は横2×縦3の6つの点で表わされる。
   (点字に対して晴眼者が使う文字を墨字と呼ぶ)
  @ C      日本では
          
一般的に6点式点字が使われている。
  A D
               左側を上から 1の点字、2の点字、3の点字、
  B E         右側を上から 4の点字、5の点字、6の点字、
               として点に番号を記し、点のある場所を●、
               ない場所を○とする。

               これは読むときの形であり、点字器等を使って
               書く際は、紙の裏から点筆を刺して記述するため
               左右が反対になる。
 
            分かち書き

               点字には漢字とひらがな、カタカナの区別がないので、理解しやすいよう
               文節ごとに1文字分の空白を挿入する。これを「分かち書き」といい
               点訳(点字翻訳)における重要な作業の一つ。

               また長い複合語は、3拍以上の構成要素ごとに区切る。
               これを「切れ続き」と呼ぶ。
                       (例、点字図書館   テンジ□トショカン)

               なお、段落は2文字分の空白で表わす。
実際の発音と点字表記

   基本的に、点字は音に忠実に表記する

       (1)ウ段・オ段の長音は長音符(−)で表記する
          ・「お父さん(おとうさん)」は「オトーサン」
            「東京(とうきょう)」は「トーキョー」

       (2)動詞の語尾では「ウ」を用いる
          ・「思う(おもう)」は「オモウ」 「言う(いう)」は「イウ」

       (3)現代仮名遣いで「おお」「こお」などと書く和音については
          長音符を使わずその通りに表記する
          ・「大きい(おおきい)」は「オオキイ」
           「大通り(おおどおり)」は「オオドオリ」
           「大阪(おおさか)」は「オオサカ」

       (4)助詞の「へ」「は」は、それぞれ「エ」「ワ」と表記する



 〜点字の基本・50音表

あ行  あ     い      う      え      お    (母音、これが基本形となる)
    ●○    ●○    ●●    ●●    ○●
    ○○    ●○    ○○    ●○    ●○
    ○○    ○○    ○○    ○○    ○○


か行  か     き      く      け      こ    (母音に、6の点を加える)
    ●○    ●○    ●●    ●●    ○●
    ○○    ●○    ○○    ●○    ●○
    ○●    ○●    ○●    ○●    ○●


さ行  さ      し      す     せ      そ    (母音に、5と6の点を加える)
    ●○    ●○    ●●    ●●    ○●
    ○●    ●●    ○●    ●●    ●●
    ○●    ○●    ○●    ○●    ○●


た行  た     ち      つ     て      と     (母音に、3と5の点を加える)
    ●○    ●○    ●●    ●●    ○●
    ○●    ●●    ○●    ●●    ●●
    ●○    ●○    ●○    ●○    ●○


な行  な     に      ぬ     ね      の    (母音に、3の点を加える)
    ●○    ●○    ●●    ●●    ○●
    ○○    ●○    ○○    ●○    ●○
    ●○    ●○    ●○    ●○    ●○


は行  は     ひ      ふ     へ      ほ    (母音に、3と6の点を加える)
    ●○    ●○    ●●    ●●    ○●
    ○○    ●○    ○○    ●○    ●○
    ●●    ●●    ●●    ●●    ●●


ま行  ま     み      む     め      も     (母音に、3と5と6の点を加える)
    ●○    ●○    ●●    ●●    ○●
    ○●    ●●    ○●    ●●    ●●
    ●●    ●●    ●●    ●●    ●●


や行  や            ゆ             よ     (母音を一番下まで下ろし、
                                        4の点を加える)
    ○●           ○●           ○●
    ○○           ○○           ○●
    ●○           ●●           ●○


ら行   ら     り      る      れ     ろ     (母音に、5の点を加える)
    ●○    ●○    ●●    ●●    ○●
    ○●    ●●    ○●    ●●    ●●
    ○○    ○○    ○○    ○○    ○○


わ行  わ                          を     (母音を一番下まで下ろす)
    ○○                         ○○
    ○○                         ○●
    ●○                         ●○


     ん
    ○○
    ○●
    ●●
     
 

 ご存知だとは思いますが、そのC

                                          2012年 1月

    大分県内の盲導犬

         この29年間で累計53頭が導入されています。
         これまで盲導犬と共に生活し、身体的にも精神的にも
         充実した生活を送ってきた視覚障がい者は31名
         (盲導犬の実使用者)にのぼっています。


           現在 現役として活躍している頭数は 17頭

               大分市 8頭 (エルフ・ジュナ・ティモシー・ブレス・
                         プラム・ベル・ユメ・ワグリ)
               佐伯市 3頭 (ハーディー・マークス・マリー)
               別府市 2頭 (アイ・ラム)
               中津市 2頭 (エデュース・ダンテ)
               日田市 1頭 (インディ)
               安岐町 1頭 (スコット)

                                       2011年9月18日現在
  
中央町アーケードを歩く、清原イツヨさんと盲導犬「エルフ」
 
 ABCネットのおかげで字幕スーパー完成

  昨年、ABCネットに加入し総会に2名出席、その後 様々な面で助けていただいています。
  今回上映される作品は邦画です。一般的に日本映画はフィルムには字幕はなく(最近は字幕
  付きの上映も増えましたし、DVD発売時にはほぼ全作品に字幕が付いていますが)今回の
  作品『お早う』も50年以上も前の作品なので当然, 字幕はありません。

  字幕が付いていない「バリアフリー上映会」はない・・・

  そこで「ABCネット」の「京都リップル」さんに字幕を依頼し、制作していただきました。
  台本を取り寄せることまではできましたが、これまで字幕制作の経験もなく困っていたところを、
  「京都リップル」さんという強力な助っ人の登場で無事クリアすることができました。

              今年も11月23日に東京で総会が開催されます。
              この会からは事務局と会計が出席する予定です。
              「出会い」と「仲間」のすばらしさを、紡いできます。

              Twit−助けてもらうばかりですが・・・
 
   
   檀 鼓太郎

東京出身
TV番組制作に係わった後、舞台俳優に。
劇団「みなと座」を経て、現在フリー。

2000年より、ミュージカル「夢果てるとも
〜無冠のドン・キホーテ」にサンチョ・パンサ
役で全国巡演のほか、新星日本交響楽団
との共演による「兵士の物語」、川越フィル
ハーモニーとの共演のよる「ピーターと狼」
などの”音楽劇”の語り・演出なども手が
ける。
2002年より、朗読ワークショップ(Doku
−Dan)を開講。
2003年より、演劇活動の合間に”語り”の
技術を活かしたライブ音声ガイド・ボランティ
アとして活躍。
これまで劇場で解説した作品は約30本。
障害者福祉会館でのDVD鑑賞を加えると、
のべ70本以上の作品をすべてライブの
解説で行っている。
 
  佐々木亜希子(38)

・映画『おくりびと』 の音声ガイドを担当。
 音域が広く 澄んだ声の語り口。
 活動弁士(無声映画の説明者)、朗読、
 語り、歌、ナレーション、MCと全国各地で
 活躍中。
 無声映画に独特の語り口で解説をつける
 活動弁士。その話術をバリアフリー映画に
 生かしている。
 彼女はこの世界にフリーのアナウンサー
 から10年前に飛び込んだ。
 ライブハウスなどで若手ミュージシャンの
 演奏をつけて無声映画の上映会を開いた
 り、「親子で楽しもう、活弁と音楽のふしぎ
 な映画」など子どもたちへすそ野を広げる
 事にも力を入れている。

・実は昨年11月末に佐賀県下で初めて大掛
 かりな「バリアフリーさが映画祭2010」が
 開かれ、我々事務局2人も初日の26日に
 佐賀市を訪れた。
 その時のチラシやポスターの”活弁士に
 よる副音声ライブ”の中に紹介されていた
 のが彼女・佐々木亜希子さんだった。

・初期の映画は殆どが無声映画(サイレント
 映画)。
 日本には人形浄瑠璃や影絵などのナレー
 ション文化が定着しており、その話芸の
 文化も多彩であったため、映画作品の
 内容に合わせて台本を書き、上映中に
 それを口演する特殊な職業が文化として
 出現した。
 戦前の娯楽の少ない中で映画がその
 中心を占め活動弁士も活動の場が
 広がり、昭和初期にはその数8000人を
 越えたという。
 その後の映画技術の発達で音声が入る
 トーキーが普及すると大半の活動弁士は
 廃業に追い込まれ 漫談や講談師、
 紙芝居、司会者などに転身。

 現在は澤登翠さんとその弟子など全国に
 十数人。大半は山崎バニラさんのように
 声優などの副業で生計を立てている。
 

 知的障がい者を支援

NPO法人「勇気の翼 インクルージョン 2015」理事長


       細川佳代子さん


    総理大臣も務めた夫の細川護熙さんが政治家だったころからボランティア活動に尽力
    してきた細川佳代子さん。いまも知的障がい者への偏見のない社会を作ろうと奮闘して
    いる。

    細川さんは障がいの有無にかかわらずみんなが共に暮らせる「インクルージョン」社会を
    2015年までに実現させようと、障がい者理解のための「教育」と「就労支援」を活動の
    柱に掲げた「勇気の翼 インクルージョン 2015」を4年前に立ち上げた。
    インクルージョンとは「包括」を意味し、イギリスで社会福祉政策を立てる際の理念として
    1980年代半ばに使われたことが始まりとされる。

    そのインクルージョンの理念を広く知ってもらおうと活動する中で、2年半ほど前に長崎の
    雲仙市に本部を置く「コロニー雲仙」の存在を知った。コロニー雲仙は1977年に設立され
    約1800人が、この会が運営する支援センターなどのサポートを受けながら就労し民間
    アパートで暮らすなどしている。

    細川さんは早速、コロニー雲仙を舞台にした映画「幸せの太鼓を響かせて〜INCLUSION
    〜」の製作に動く。彼女は2001年の「able」をはじめ2004年の「HostTown」、2005年の
    「Believe」と知的障がいのある人々のドキュメンタリー映画を手がけており、そのたびに
    人脈を活かし、個人や企業、団体から寄付を募り製作資金としてきた。今回の作品もやはり
    寄付を募り、5000万円の制作費と広告宣伝費をまかなった。
    監督は前3作同様、小栗謙一さん。
                                 週間エコノミスト 6月14日号より、抜粋





         
細川さんご夫妻にとって非常に縁の深い熊本で

       初のバリアフリー映画の上映会が開かれました。

       
『幸せの太鼓を響かせて』

             7月18日(月)・祝日午後1時〜

             熊本Denkikan 
(熊本市・新市街商店街)

       
         私たちもラジオ貸し出しと応援に駆けつけました。
 
  
熊本市新市街8−2
   096−352−0110
 100歳映画館

熊本

「Denkikan」


日本初の常設映画館は1903年(明治36年)
にできた東京の「浅草電気館」。
その人気にあやかろうと全国に同名の映画館
が続々誕生し、九州では長崎に次いで2番目
に「熊本電気館」が1911年に開館した。
1914年に現在地に移転して建てたのが
2代目のビルで、定員900人の当時珍しい
洋館造り。昭和初期に地下1階地上4階の
エレベーターを備えた鉄筋コンクリートの
3代目に。
本家の浅草をはじめ各地の電気館は閉鎖
され、シネコンの登場もあって閉館する老舗が
相次ぐ中、今年1月に満100歳を迎えた。
15年前に現在のビルへ建て替えた機会に,
館名をローマ字の「Denkikan」に変えたの
が、建物と同じ4代目の窪寺洋一社長。
                 (2011年 7月)
 
 シネマファイブが今年(2011年)4月
から2館体制となります。
現在の場所から歩いて約1分のセント
ラルシネマの地下の劇場で「シネマファ
イブbis(ビス)」といいます。
郊外型のシネコンの隆盛で、街の映画
館が次々と姿を消す中でのオープンです。
新しい映像メディアが登場しても映画の
原点は映画館です。デジタル技術は映画
との相性もいいと聞いています。
シネマファイブもデジタル映写機(DLP)を
導入することになり3月14日から設置工
事が行われるそうです。
街の文化が消えないよう多くのお客さん
が映画館を訪れますよう願っています。
               (2011年 1月)
 
 
ご存知だとは思いますが、そのB 

                                      2011年 4月
〜盲導犬について〜
                                   日本盲導犬協会HPより 
 
盲導犬のルーツとして現存する資料では、1819年にウィーンの神父さん
が犬の首輪に長い棒をつけて正式に訓練したのが最初と言われています。
現在のような組織的な訓練が始まったのは第一次世界大戦後のドイツで、戦争で

失明した兵士達のために何千頭もの犬が訓練されてから以降です。
 
   ベルと小西美和子さん
・日本で初めて盲導犬が紹介され
たのは1938年(昭和13年)に盲導
犬を連れて旅行中のアメリカの青年
が日本に立ち寄り講演して回った の
が最初で、翌年 ドイツから4頭の
盲導犬が輸入されました。
その後、戦争中に途絶えた盲導犬の
育成は戦後復興の中で研究が始ま
り、1968年に日本盲導犬協会が
設立されました。
   
 
 ジュナと森下信乃さん
 視覚障がい者が
 盲導犬と暮らすには


  ☆訓練施設で盲導犬と一緒に
    共同訓練を受ける
     ・訓練期間約1ヶ月
     ・訓練に係る費用が必要

  ☆申し込みがあると訓練施設と
    調整して受け入れ先を決める。

    施設は全国に8ヶ所
     北海道・栃木・東京・愛知
     京都・大阪・兵庫・福岡

     このうち、大阪は私たちと同じ
     ネットワークの日本ライトハウス
  
   
 
 マークスと平川純さん
 盲導犬の訓練

☆主な訓練内容
 ・路上等にある障害物の回避
 ・信号機や交差点、段差での停止
 ・エレベーター・エスカレーター
  ・階段などの昇降
 ・飲食店・公共施設でのマナー
 ・排泄・健康管理・手入れ

☆自宅で盲導犬として8〜10年間
  程度活動
  なお、適宜 フォローアップ
  (再訓練)
☆老犬となれば老犬ボランティアの
  下で余生を過ごす 
 
 
 プラムと堤江美子さん
 日本と世界の盲導犬

 ☆国内の視覚障がい者数、
   約31万人に対し実際に
   活動している盲導犬使用者
   の数は1069人
      (2008年3月末現在)

  人口100万人あたりの盲導犬の
    ユーザー数
      イギリス 79,2
      アメリカ  35,5
      フランス  25,6
      ドイツ    21,8
      日本     8,2
 
  都道府県別の盲導犬普及率
       ( 2008年3月末現在)
      1)石川県  23,9
      2)大分県  14,9
      3)秋田県  14,8
        鳥取県  〃
      5)山梨県  14,7

         九州
           鹿児島 12,5
           宮崎   11,3
           熊本    8,1
           佐賀    6,9
           福岡    4,4
           長崎    4,1
   大分盲導犬協会
2009年(H21年)5月現在
これまで貸与した盲導犬46頭

   現在 活動中 19頭

        大分市 9頭
        別府市 5頭
        中津市 2頭
        佐伯市 2頭
        国東市 1頭
お願い

・盲導犬は使用者の行きたい場所を知っているわけではなく、使用者が盲導犬を通じて周囲の様
  子を判断し指示を出して歩いています。 
 使用者が困っている様子であればまず「何かお手伝いしましょうか」などと声をかけてみてくださ い。

・これは盲導犬を連れていてもいなくても同様なのですが、もし視覚障がいの方から「手引きをお願 いします」と言われた時は、あなたの左ひじか左肩を視覚障がい者に持ってもらい、あなたが前を 歩くようにしながら安全な誘導をお願いします。
 私は必ず言葉にして案内しています。
 「次は、右に直角に曲がります」「まもなく正面に階 段です。大体10段くらいでしょうか」
 階段にかかると「いち、に、さん、よん、ご・・・」
 「あと3歩でドアです。ドアを開けると外に出ます」

 使用者の腕や盲導犬のハーネスを引っ張ったり身体を押したりしないで下さい。

・仕事中は盲導犬に声をかけないでください。
 可愛いからと触ったり、じっと見つめたり、声をかけたり、口笛を吹いたり、食べ物を与えたりしな いで下さい。盲導犬の注意が使用者から他へ移ってしまうからです。

・街中で盲導犬を見かけても怖がったりしないで下さい。
 盲導犬は視覚障がい者にとって、とても大事なパートナーです。白い杖と同じ役割を持っていま
 す。まわりの人に突然ほえかかったり噛み付いたりすることはありません。
 
ご存知だとは思いますが、そのA 

                                            2010年11月
 〜”しょうがい者”という表記について〜

  ・こうしてバリアフリーライフ・シネマ大分という団体でボランティア活動をしていますと、活動の幹になる部分に”しょうがい者”という言葉が必ず出てきます。
   4〜5年前からでしょうか、特に「害」という文字が取り上げられるようになってきたのは。
戦後、長い間 無意識に使用されてきた「障害者」という表記の「害」という文字には 否定的な意味や悪いイメージ(負のイメージ)があり、「障がい者」に不快感を与え 人権尊重の立場からも好ましくないというのが主な理由でした。
そこで去年、それこそ29年ぶりに この表記を障害者から障碍者にするため、「碍」という文字を新常用漢字に加えて欲しいとの声があがりました。
 戦前は「障害」「障碍」「障礙」の三つの表記が併用されていて「障碍物競争」などと使われていたそうです。
「碍」は俗字で本字は「礙」。訓では「さわる・ふさぐ・さまたぐ・かぎる・とどまる」といい、もともと障碍(しょうげ)という読みの仏教用語で「さしさわり」になる、邪魔・妨げ の意味だそうです。
・「障碍」(しょうげ)は平安末期から江戸時代にかけて悪魔・怨霊が仏道修業の邪魔をするという意味でしばしば使われていたそうです。ところが明治になってからは、心身の障害という意味や障害物競走などの「障壁」「バリア」という意味、つまり非常に広い意味で使われるようになりました。
そして戦後、当用漢字から「碍」が無くなった為に「障碍」は殆ど使われなくなって「障害」に一本化されました。
「障碍」が悪魔による仏道への邪魔という意味で使われていたことがあったとしても明治以降は主に障壁の意味で使われてきたので今日では偏見を生む危険性はないのではないか、ということで去年 常用漢字への要望がなされたようです。

そして国の文化審議会国語分科会・漢字小委員会はその最終試案で(「碍」という字は一般的になじみがない)今の段階では追加しないが、内閣府の「障がい者制度改革推進本部」が検討中の「障害」の表記のあり方についての結果によっては「碍」については再検討するとしました。
  
・国や地方自治体にも2009年以降「障がい者、障がい児」「障がいのある人」など、表記を変更する動きが広がっています。
ただ、この「障がい者」という表記だと漢字と平仮名の交ぜ書きになるのでよくない(日本語の美しさを損ねる)という意見も聞かれます。
しかし「害」という字に不快を感じる人がいるのであれば「交ぜ書き」うんぬんを超えたこころの問題と捉えてもいいのではないでしょうか。
という理由で私たちの団体も現在「障がい者」と表記しています。

 
ご存知だとは思いますが、その@    

                          2010年8月  

 〜点字ブロック〜

    ・ 正式名称は 視覚障害者誘導用ブロッック といいます。

    ・ 歩道やプラッットホームなどで、視覚障害者用に埋め込んだ突起つきのブロック。
      突起の形状で停止や進行方向を知らせる。(広辞苑)
   点字ブロックは日本で誕生したもの

・昭和40年(1967年)に日本で考案
されたもので、日本では世界に類をみな
いほど普及しています。
ただ 普及の過程で 監督官庁や業者
により様々な形のものが出回り、一時
約40種類以上も設置され混乱 しました。  
そしてようやく平成13年(2001年)に
JIS規格(日本工業規格)により統一され
ました。
左側にスクランブル交差点があり
ます。
左(黄)が点状ブロック、右(黄)が
線状ブロック 。それにしてもいろ
いろな色が混在しています。
 
 
 種類は2種類

@誘導ブロック(線状ブロック)
この線をたどれば安全ですよと誘導し
移動の方向を示します。
進む方向に対してまっすぐに設置され
るので、これに従うことで移動ができます。

A警告ブロック(点状ブロック)
段差やホームの端などの危険や注意を
促します。
線状ブロックの両端(横断歩道の手前、
階段の手前など)や交差する場所に設置
されます。
道路が 交差した場所。
手前から 線・点・線・点・線。
点と点の間が交差した道路。
     
 
   JIS規格
・線・点ともに、縦30cm×横30cm
            突起の高さは5ミリ
      点の頂部の直径は12ミリ
      線の頂部の直径は17ミリ

 ・線状ブロックの線は4本
一本一本の幅を狭くすることで分かり
やすさを際立たせ、線を4本にすることで
歩き易さを兼ね備える。

 ・点状ブロックの点は25個
 点の数は縦横5列で合計25個。
 (点の数は多いことがある)
電柱もこれくらいの角度でかわす   
   色

・点字ブロックは弱視の人にも見えや
すいように黄色などの目立つ色が望
ましいとされている。しかし最近は街の
景観を考えて歩道と同じような色の点字
ブロックが使われるようになってきた。

・駅のプラットホームの縁は かっては
白線。現在は黄色の点状ブロックが
埋め込まれ、さらに線状ブロックが追加
されたものが増えている。
丸はマンホール(マンホールの
上にブロックを設置 )
 
  注意点

・日本では2種類(イギリスは7種類)と
規格が決まっているが、まだ統一される
前のブロックも残っていて数の多いものも
たくさん見られる。

・よく問題になるのがブロックの上に
商品や自転車などが置かれ、ブロック
利用者の妨げになること。
      
ブロックのすぐ側に自転車、
しかも道路と同じ色の線状ブロック。 
  
   
新しい歩道と目立つ黄色のブロック  歩道と同じ色のブロック、しかも人の
乗っていない車が駐車 (停車)している。

           会からのお知らせ

       今のところ大分市内での上映会が
       中心となっていますが、ご希望が
       あれば県内どちらへでも出かけ
       出張バリアフリー上映会を行います。
       ご希望の方はぜひ事務局までご連絡
       下さい。お待ちしています。
イメージ